API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)は、アプリケーションが相互に通信するための手段。APIを使用すれば、アプリケーション間でリソースや権限を共有することができます。 今日、多くのB2B企業がAPIサービスを提供しており、さまざまなプログラミング言語、フレームワークで構築されたアプリケーションで利用することができます。しかしAPIには、DoS攻撃やDDoS攻撃の脆弱性や、ユーザーに配分される帯域幅のばらつきなどの懸念点も。このような問題は、「APIレート制限」という技術を使って解消することができます。レート制限とは、ユーザーがAPIに対して行えるリクエスト数の制限です。 今回は、APIレート制限の概要と設定方法、そしてAPIレート制限のベストプラクティスと使用事例をご紹介します。 APIレート制限とは、APIがユーザーによってアクセスされる回数にしきい値や制限を設ける