米国内で2020年に殺人で死亡した人の割合は10万人あたり7.8人と、19年の同約6人より30%高く、過去100年で最大の上昇率を記録した/Andrew Lichtenstein/Corbis News/Getty Images (CNN) 米国内で昨年、殺人により死亡した人の率は一昨年より30%も高く、過去100年で最大の上昇率を記録したことが、米疾病対策センター(CDC)の死亡統計で明らかになった。 CDCの国立衛生統計センター(NCHS)が6日未明に暫定データを発表した。昨年1年間に殺人で死亡した人の率は10万人あたり7.8人で、一昨年の約6人から大幅に上がった。 過去100年の前年比上昇率でこれまで最大だったのは、米同時多発テロが起きた2001年の20%だった。 NCHSの死亡統計部門を率いるロバート・アンダーソン氏によると、統計開始以来の記録では1904~05年の上昇率が最大だが
自宅でコンピューターに向かうチェ・ブロックさん=2021年10月5日、メリーランド州ランハム、ランハム裕子撮影 2013年8月3日、当時25歳だったチェ・ブロックさんは、ワシントンのナイトクラブでいつものように警備員のシフトについた。バックではサム・クックの「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」が流れていた。そこへどこからともなく若い男性の集団が現れた。身長が2メートル近くもある大柄の男を先頭に、こちらに向かってゆっくりと歩いてくる。数えると12人いた。近づくと、見覚えのある顔に状況を察知した。逃げるという選択などない。「戦争の始まりだ」――。 防弾チョッキを装着するチェ・ブロックさん(2014年、本人提供) 突然テーブルの上に押し倒され、奥の壁に激突した。起き上がり12人を相手に戦おうとすると、他の警備員たちが加わり、たちまち大乱闘が始まった。殴り合いが続く中、1人が刃物を取り出しアッパーカ
「海の日」の前日の朝、東京・羽田空港付近を漁船で回る機会に恵まれた。招いてくれたのは「NPO法人東京湾 藍い海の会」の亀石幸弘専務理事(59)。地元・羽田で400年続く漁家の生まれである。 午前9時半、東京モノレール/京急電鉄の天空橋駅からほど近い海老取川に留めた漁船に乗り込んだ。多摩川の河口付近でエンジンを切り、亀石さんが海に入った。羽田空港の施設を真横に見るこの辺りは浅瀬で、引き潮時には腰までしか水は来ない。 亀石さんは手製の大型漁具「鋤簾」(じょれん)を巧みに操り、川底の砂をすくい取り、その網に入れる。前日の大雨で巻き上げられた、嫌気土壌の重たい泥だ。15分程度で2回すくった結果は、大型のハマグリが4つと、あとは小さな貝ばかり20個ほどだけだった。 「15年ほど前は調子が良く、1日で20万~40万円分くらいのアサリやシジミが獲れた」と亀石さん。休漁すれば1日で4万円近い補償金が出ると
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く