銭湯で皆さんはどのくらいの時間、湯船につかっていますか? 最近、銭湯のお湯の低温化を試みている店が増えているようですが、東京ではまだまだ「銭湯のお湯は熱い」が一般的です。なので、人によっては熱い風呂にさっと入り、すぐに出てしまう方もよく見かけます。それが「江戸っ子の粋」、という考えもありますが。 昨今、全国の公衆浴場ではヒートショックプロテインを体内に増やす健康入浴のキャンペーンを展開しており、銭湯の平均的な湯温である42度の湯船で10分間の入浴を週2回習慣化することによって、老化を防ぎ美容効果も高くなるなど、様々な効果を生みだすとアピールしています。ただ、ヒートショックプロテイン入浴を行わない日の入浴法(お湯の温度と入浴時間)はどれくらいが適切なのでしょうか? 実はこれ、体調や気分、入浴目的によっていくつかの正解があるのです。今回はこれについてお話しましょう。 まず、体を清潔にするという