終了した開発プロジェクトの問題分析を行っている。「バグの源流をたどれ」の如く、なぜなぜ分析で問題の根本原因を探り、抜本対策案をまとめるのが目的だ。さすがに限られた時間内で全障害を検証するのは不可能なので、優先度の高い問題のみをピックアップしてから分析を行う。Tracのチケットに記載された情報を元に、仕様書の記載ミスなら変更前後の仕様書を見比べ、コーディングミスなら該当するコミット状況を確認し、テスト漏れならテスト手順書の記載を検証するといった感じだ。 開発対象も開発者も異なるプロジェクトを見ているけれど、いずれの開発でも共通の傾向があるので面白い。 障害は偏在する 全ての障害が一様に分布するのではなく、特定の機能、開発者、モジュール等に著しく偏って発生することが多い。パレートの法則ほどではないけれど、その偏り方は目に見えてはっきりと分かる程だ。 類似の障害は繰り返し発生する 一つのプロジェ
日科技連とSQiPの取り組み 1980年、日科技連では、日本におけるソフトウェア製品の品質向上と効果的開発の方法論の確立を目指して、「ソフトウェア生産管理研究委員会」(SPC, Software Production Control)を設置しました。 以来、「TQMとソフトウェア工学の結婚」を標榜し、日本的品質管理をソフトウェア生産に適用するための調査・研究・普及を行ってまいりました。 2007年に、この活動が「ソフトウェア品質に関する活動」であると分かりやすくすることと、ソフトウェア技術職という専門的職業の矜持を大事にしたいという思いから、SQiP(Software Quality Profession)に改称しました。 1980年の設立当初は、メインフレーマーで培われたソフトウェア品質技術・施策を議論する場でしたが、現在はソフトウェア産業に関わるすべての方々が議論できる場になっています
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く