保護者への調査報告の後に会見で頭を下げる内藤徳博教育長(左から4人目)や堀口修一校長(同3人目)ら=15日夜、福井県池田町能楽の里文化交流会館 福井県池田町教委は15日、池田中で3月にあった2年男子生徒=当時(14)=の転落死について、担任らから厳しい指導を受けた精神的ストレスが要因の自殺だったとの調査委の報告書を公表した。同日夜、同町能楽の里文化交流会館であった保護者会で説明。その後の会見で、同校の堀口修一校長らは、状況などから自死だったことは明らかで、学校の対応に問題があったとの認識を初めて示し、謝罪した。 町教委が4月に設置した調査委は弁護士や医療、福祉関係者で構成。保護者会は非公開で行われ、現在の同校1年生から高校1年生まで計4学年の親ら50人ほどが出席した。調査委員長の松木健一・福井大大学院教授、内藤徳博教育長や堀口校長ら9人が説明した。 調査報告によると、男子生徒は、昨年10月