大津市で2011年、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺したのはいじめが原因だとして、両親が元同級生3人と保護者に計約3850万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(佐村浩之裁判長)は27日、元同級生2人に計約3750万円の支払いを命じた1審判決を変更し、賠償額を計約400万円に減額した。 男子生徒は11年10月、大津市内の自宅マンションから飛び降りて亡くなった。いじめが原因なのは明らかだとして、両親が12年2月に提訴していた。
総務省によるふるさと納税の新制度からの除外は適法と認めた30日の大阪高裁判決を受け、敗訴した大阪府泉佐野市側は同日午後、判決を不服として最高裁に上告する方針を示した。千代松大耕(ひろやす)市長は記者会見で「主張がまったく認められず、受け入れがたい」と悔しさをにじませた。 「請求を棄却する」。同日午前、法廷で佐村浩之裁判長が短い主文を言い渡した。注目を集める大型裁判で行われることの多い判決理由の要旨読み上げもなかった。 午後2時に大阪市内で始まった記者会見。紺のスーツで臨んだ千代松市長は「主張を認めてもらえると考えていた。正直、驚いた」と落胆を隠せない様子。同席した顧問弁護士は、総務相の広い裁量権などを認めた判決について「白紙委任を認めたようなものだ。違和感、おかしいと感じる部分がいくつもある」と指摘、上告審で改めて判断を問いたい意向を強調した。 高裁判決は、高額な返礼品のほか、アマゾンギフ
5年前、兵庫県淡路島の洲本市で近所の住民5人をナイフで刺して殺害した罪に問われた45歳の男について、2審の大阪高等裁判所は「責任能力が著しく低下した心神耗弱の状態だった」と判断して1審の死刑判決を取り消し、無期懲役を言い渡しました。裁判員裁判で言い渡された死刑判決が取り消されたのは7件目で、いずれも無期懲役が言い渡されています。 兵庫県洲本市の平野達彦被告(45)は平成27年3月、自宅近くに住んでいた二家族の男女5人をナイフで刺して殺害したとして殺人などの罪に問われました。 1審の裁判員裁判は「被告は長期間の向精神薬の服用による精神障害があったものの犯行には大きな影響がなかった」とした精神鑑定の結果を踏まえ、完全な責任能力があったと判断し、死刑を言い渡していました。 被告側が控訴して行われた27日の2審の判決で、大阪高等裁判所の村山浩昭裁判長は「1審段階までの精神鑑定は薬物の使用をやめたあ
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
平成29年6月、無理やり停止させられた車の夫婦にトラックが追突し死亡した事故で、移動される車両=神奈川県大井町の東名高速道路 神奈川県大井町の東名高速道路で平成29年6月、あおり運転により停止させられた夫婦が後続の大型トラックに追突され死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた建設作業員、石橋和歩(かずほ)被告(27)の控訴審判決公判が6日、東京高裁で開かれた。朝山芳史裁判長は、危険運転致死傷罪の成立を認め、懲役18年とした1審横浜地裁の裁判員裁判を破棄し、審理を差し戻した。 最大の争点は、「運転行為」に対する処罰を定める危険運転致死傷罪が、停止後の事故に適用できるかどうか。石橋被告は、4回にわたり夫婦の車の前に車線変更するなどの妨害行為を実施。その後、夫婦の車の前に停止した。夫婦の車も停止し、そこにトラックが追突した。 1審判決は、速度ゼロの停止状態を、同罪
相模原市の墓地に平成25年、東京都新宿区の阿部由香利さん=当時(25)=の遺体を埋めたとして、死体遺棄罪に問われた秋山智咲被告(25)=静岡県富士市=の控訴審判決公判が12日、東京高裁で開かれた。秋山被告は無罪を主張し、懲役1年、執行猶予3年の有罪とした1審東京地裁の判決を不服として控訴していたが、秋葉康弘裁判長は「1審の判断に誤りはなかった」として、秋山被告側の控訴を棄却した。 秋山被告は「ブルーシートを埋めたが、中身は動物の死体だと思っていた。人間の遺体だとは知らなかった」などと犯意を否認し、無罪を主張していた。 しかし秋葉裁判長は(1)秋山被告が遺棄場所を入念に探したり、現場を下見したりしていた(2)秋山被告の自宅でブルーシートの保管中に起きた異臭騒ぎで、駆けつけた警察官に「犬が死んだので町田市内に埋めた」などと虚偽の説明をした-ことなどを指摘。「本当に動物の死体だと思っていたなら、
長崎市で昨年6月、小学生の女児(当時7歳)にわいせつな行為をし、けがをさせたなどとして、強制わいせつ致傷罪などに問われた無職寺本隆志被告(66)の控訴審判決が18日、福岡高裁であった。野島秀夫裁判長は、懲役7年(求刑・懲役8年)とした1審・長崎地裁の裁判員裁判判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。 被告側は控訴審で「1審判決は量刑が重すぎて不当だ」と主張。高裁判決は、被告が1992年に女子中学生2人を殺害して服役後、2013年には強制わいせつ事件を起こし、刑期を終えた約4か月後には今回の犯行を決意したと指摘し、「非難の程度が大きいのは当然。1審の量刑評価は正当」として退けた。 高裁判決によると、寺本被告は昨年6月5日、長崎市内の路上で女児にわいせつな行為をし、腰にけがを負わせるなどした。
千葉県芝山町の畑に平成27年4月、船橋市の女性=当時(18)=を生き埋めにして殺害したなどとして、強盗殺人や逮捕監禁などの罪に問われた住所不定、無職、中野翔太被告(22)=1審千葉地裁の裁判員裁判で無期懲役=の控訴審判決公判が8日、東京高裁で開かれた。弁護側は減刑を求めたが、大熊一之裁判長は「1審の量刑は適切だった」として、弁護側の控訴を棄却した。 判決などによると、中野被告は27年4月19日深夜、住所不定、無職、井出裕輝被告(22)=1審千葉地裁で無期懲役、控訴中=らとともに、千葉市内の路上で、仲間内で金銭トラブルのあった女性を乗用車に乗せ、手足を緊縛するなどして監禁。財布やバッグを奪い、20日未明、芝山町内に掘った穴に女性を入れて土砂で生き埋めにし、窒息死させた。 弁護側は、井出被告に行動を支配されていた▽軽度の精神遅滞があった▽自ら警察に出頭し、事件の全容解明に協力した▽謝罪や反省、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く