カナダCBCテレビによると、バンクーバーの裁判所は11日、米国の要請で身柄拘束された、中国の通信機器大手「華為技術」(ファーウェイ)の孟晩舟(モンワンジョウ)・最高財務責任者(CFO)(46)が求めた保釈申請を認めた。保釈金は1000万・カナダドル(約8億5000万円)。「国外逃亡の恐れがある」として却下を求めたカナダ検察側の主張を退けた。 孟氏を巡っては、ファーウェイの関連会社を通じて制裁下のイランと続けていた不正取引について、米金融当局などに虚偽の申告をしたとして、詐欺容疑で捜査を進める米ニューヨーク連邦地検が身柄の引き渡しを求めている。 孟氏は健康に不安があるとして勾留を停止して保釈されるべきだと主張し、総額1500万・カナダドル(約12億7000万円)の保釈金を供託する用意があるなどと訴えていた。(ロサンゼルス支局長 久保庭総一郎)
貿易協議の行程表議論=米中閣僚が電話会談 2018年12月11日19時55分 【北京時事】中国の劉鶴副首相は11日、米国のムニューシン財務長官、ライトハイザー通商代表部(USTR)代表と電話会談した。中国商務省は「貿易協議の行程表などで意見を交わした」としており、2月末の交渉期限に向け議論の進め方などを調整したものとみられる。 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によれば、劉副首相は年明けにもワシントンを訪問する見通し。中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)幹部の逮捕をめぐる新たな米中対立が浮上する中、今後、本格化する協議は難航が予想される。 電話会談の詳細は明らかにされていないが、ファーウェイ問題にも議論が及んだもよう。米国はこれまで、この問題が貿易協議とは関係ないとの立場を示している。中国は米国産品の輸入拡大などには応じる構えだが、今回の事件には強く反発。米国の要請に応じ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く