2022年12月11日のブックマーク (1件)

  • 作り手たちのカオスな日常 〜「最後の秘境 東京藝大」二宮敦人 - ことばを食する

    おそらく10分に1回くらいは、にんまり頷いていました。30分に1回くらいは、笑い声をあげていたかもしれません。 たまたま、知人と時間待ちをしていたとき。文庫を開くわたしの不審な笑いを、知人に聞きとがめられました。 「どうしたんだ?」 いや、それがさあ..と、面白い部分の概略を話し、わたしは「ここ、ここ」とオチの数行を指し示しました。文庫を受け取った知人。1、2分ほどページと睨めっこして、一言。 「面白さが分からない」 がくっ。でも、何に面白さを感じるかは人それぞれですからね。 「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」(二宮敦人、新潮文庫)は、特にその傾向が強い1冊なのかも...と思ったのでした。人がを選ぶように、の方も人を選ぶ。 そしてこのに選ばれたことの幸不幸と、社会人としての幸不幸は、まったく連動しません。 4年間にわたって東京芸大のさまざまな学生たちに話を聴き、彼ら

    作り手たちのカオスな日常 〜「最後の秘境 東京藝大」二宮敦人 - ことばを食する
    takashi19861223
    takashi19861223 2022/12/11
    「倅を絵描きにするな」という言葉はありますが、「倅をピアニストにするな」という言葉は聞きません。絵画と音楽に階級の違いはあるのでしょうか。ともかく、この本を読んで勉強しますね。