このゲームの主人公は、マンションの上階から地上に落ちてきてしまった子猫。彼が町の先輩猫やカラスやタヌキなどの助けを受けながら元いた部屋を目指す、という内容だ。 舞台となるのはオープンワールド……というよりも、東京の小さな駅の商店街1個分ぐらいのオープンな構造のフィールドを子猫が冒険するゲームだと思っていただきたい。猫なので壁の上を歩いたり、逆に壁の穴を潜って中に入ったりしてヘンなところに行けたりするけど、そんなに大きなゲームではないのであしからず。
2017年10月28日、福岡県の九州産業大学にて、コンピューターエンターテインメント開発者向けのカンファレンス“CEDEC+KYUSHU 2017”が開催。本記事では、同カンファレンスにて行われたセッション“ペルソナシリーズにおけるUIクリエイティブの手法 ~ペルソナ5のUI事例~”のリポートをお届けする。 本セッションに登壇したのは、アトラスの和田和久氏と須藤正喜氏。和田氏はデザイナーとして入社後、さまざまな作品に携わり、現在は『ペルソナ』チームを統括しつつ、『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』、『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』のプロデューサーを担当している。須藤氏は、アトラス初のUI(ユーザーインターフェース)専属デザイナーであり、『ペルソナ5』ではアートディレクターとUIデザインリーダーを兼任。各種イベントのデザイン監修やプロモーション、ライツデザイン監修なども行っている
カルト教団の司祭長となり、教団を存続させろ! 2019年3月7日より、Nintendo Switch版が配信開始となった『The Shrouded Isle(ザ シュラウディッド アイル)』。本作は、カナダのデベロッパーKitfox Gamesが開発したシミュレーションゲームで、Steamでは2017年より配信され人気を博していた作品だ。 本作でプレイヤーが演じる役割は、とあるカルト教団の司祭長。司祭長であるあなたは、信奉する邪神へ生贄を捧げ、教団内の反乱分子を処刑し、教団を繁栄させなければならない。 本作の最終的な目的は、邪神が現世に復活する5年後まで教団を存続させること。「ただ教団を維持するだけなら簡単なんじゃないの?」と思うかもしれないが、さにあらず。信者はいとも簡単に機嫌を損ねて司祭長を裏切るし、放置すればすぐに宗教から目が醒めてしまう。おまけに島には奇妙な伝染病まで流行していて、
過去例を見ないほどの大観衆! 2018年8月22日~24日の3日間、神奈川県・パシフィコ横浜にて開催される、国内最大のコンピュータ エンターテインメント開発者向けカンファレンスCEDEC2018。開幕を飾る初日の基調講演に、任天堂取締役フェロー・宮本茂氏が登壇して講演を行った。 講演のタイトルは、“どこから作ればいいんだろう?から10年”。じつは宮本氏は、ちょうど10年前のCEDEC2008で“どこから作ればいいんだろう?”と題した講演を行っている(http://cedec.cesa.or.jp/2008/contents/prg/kn_02.html)。今回はそれから10年を経て、改めて宮本氏のゲーム開発に対する考えかたを披露してくれる、というわけだ。CEDEC2008での講演内容は完全に公開不可とされていたため、「あのとき宮本氏はどんなお話をしたのだろう……?」と気になっていた人たちに
完全新規タイトルを“ゲーム”として成立させるまで 2012年8月20日~22日、パシフィコ横浜にて開催されている、日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス“CEDEC2012”。2日目の2012年8月21日に行われた、“少女は空に落ちる~オープンフィールドに構築された『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において彼女の内宇宙に生じた摂動』のコアゲームデザインとGUI~”と題したセッションをリポートしよう。 今年のCEDECでは、『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において彼女の内宇宙に生じた摂動』(以下、『GRAVITY DAZE』)の制作チームによる講演が多数行われる。今回のセッションは、初日に行われたセッション(【コチラ】)に続く第二弾。タイトルの通り、コアゲームデザインと、GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)をテーマに
●プレイヤーの視点に立った、新しいシリアスゲームの定義を導入すべき ゲームの持つ可能性をエンターテインメント以外の分野で役立てることを目的とした“シリアスゲーム”。ここ数年そんなシリアスゲームは欧米でも大きな関心を集めており、GDCでも毎年“シリアスゲームサミット”が開催されるほどになってきている。日本のユーザーにはシリアスゲームという言葉自体はあまりなじみがないかもしれないが、ニンテンドーDSの実用系ソフトやWiiの『Wii Fit』などにより、日本にもシリアスゲームの流れは確実に押し寄せてきている。欧米から見れば、じつは日本は“シリアスゲームの先進国”と目されているようだ。 そんな日本のシリアスゲームの最新動向を報告すべく、GDC 2008の開催2日目の2月19日に“シリアスゲーム・ワールドリポート:パートII(日本&カナダ)”と題するセッションが行われた。ちなみに、今回のGDC 20
●ディスプレーや入力装置など、次世代テクノロジーの宝庫! 2007年6月27日~2007年6月29日の3日間、東京ビッグサイトで第15回産業用バーチャルリアリティ展が開催されている。これは、3Dディスプレーやヘッドマウントディスプレーなどの出力装置やモーションキャプチャー、視線入力装置やタッチパネルなどのインターフェースなど、バーチャルリアリティー(仮想現実)を構成する技術や新製品を集めた展示会。この展示会に出展された技術がゲームに応用される事例もあり、ニンテンドーDSのタッチパネルやアーケードゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』のドーム型ディスプレーは、それぞれがリリースされるまえに、この展示会に技術が出展されている。今回は1320社の技術系企業が最新技術を持ち寄った。 ここ数年、立体視ディスプレー(ホログラム)の出展が目立っていたが、今回もその流れは変わっていない。数社が立体視ディスプ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く