「機動戦士ガンダム」の生みの親、富野由悠季さんがアニメーションの世界に入り、翔(と)び続けたのは、必ずしも積極的な選択の結果ではなかった。だが、異才の人々とのめぐりあいが希代の作品の誕生につながった。その熱量とメッセージは40年を過ぎた今も色あせない。絵コンテを描くことになったのは、想定外の出来事がきっかけだった。1964年、手塚治虫さんが率いる虫プロダクション(虫プロ)に入社し、テレビで放
「ブレンパワード」は富野由悠季が監督を務め、1998年にWOWOWにて放送されたオリジナルアニメ。謎の巨大生命体オルファンを巡る戦いを軸に、偶然ブレンパワードに乗り込んだ宇都宮比瑪、オルファンに従う組織リクレイマーの伊佐未勇らの家族や親子の愛など普遍的なテーマが描かれた。今回のBlu-ray BOX化は、本日10月15日に富野監督、宇都宮比瑪役の村田秋乃らを迎えて行われた「ブレンパワード」のトーク付き上映にて発表された。 「ブレンパワード Blu-ray Revival Box」には、アニメ全26話を富野監督監修のもと、2007年版HDリマスター映像を現在の視聴環境に合わせてブラッシュアップしたものを収録。収納ボックスにはアニメーションデザインを担当した重田敦司描き下ろしイラスト、デジジャケットには重田とメインデザインを務めたいのまたむつみ描き下ろしイラストがそれぞれ使用されている。さらに
『公研』2020年8月号 第 606 回私の生き方 富野 由悠季・アニメーション監督 父への疑念 ──「富野由悠季の世界」展が昨年6月より開催されています(現在中断中、再開は9月の予定)。 富野 今回の「富野由悠季の世界」展で「与圧服」の写真を展示しています。これの開発に父が関わっていて、家に資料が残っていました。 この機会でしかできない話を一つさせてください。父の経歴についてです。父は昔の中学を卒業したあと、東京府立化学工業学校(化工)という専門高等学校へ進んでいます。父のアルバムにあった化工の写真を見ると、3階建てのコンクリート校舎の中央に時計塔があり、石積みの外壁の正面には三つのアーチ状の飾りが施された扉がある立派な建物でした。その前に軍人たちが集まっている写真は、子供の頃は軍の部隊写真だと思っていた。ところが、父は「俺の学校なんだ」と言っていました。 僕はそのアルバム写真を子供の頃
「人類を粛正してやる」という富野さんの本音 今夏出版予定の書籍『押井守の映画50年50本』から、1988年の1本をピックアップ。押井監督が選んだ作品は、なんと、富野由悠季監督の劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』!! 「ガンダムファンじゃない人もぜひ見てほしい」と語る押井監督の"トミノ愛"が炸裂します。意外な裏話も満載です。 ──そもそも押井監督は『ガンダム』が好きなのですか? 押井 最初の『機動戦士ガンダム』(79-80)と『機動戦士Zガンダム』(85-86)、『機動戦士ガンダムZZ』(86-87)までは見ていた。そのあとの作品はたまに拾い見する程度で、あんまり興味がない。天下一武道会のガンダム(『機動武闘伝Gガンダム』(94-95))とか、宝塚のガンダム(『新機動戦記ガンダムW』(95-96))とかいろいろあるけどさ。ガンダムというロボット自体にはまったく興味がない。それでも『
プロフィール小原 篤(おはら・あつし) 1967年、東京生まれ。91年、朝日新聞社入社。現在は大阪・生活文化部所属。2012年に日本評論社から「1面トップはロボットアニメ 小原篤のアニマゲ丼」を刊行。 小原篤ツイッターページ ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"Section\">\n<div class=\"ProfileMod\">\n<p class=\"Image\" style=\"width:80px;\"><span><img width=\"80\" style=\"width:80px;\" src=\"https://www.asahicom.jp/culture/images/animagedo
前々回の記事で「富野由悠季の世界展の図録が気に食わない」というブログを書いてプチ炎上した。 nuryouguda.hatenablog.com キモ・オタ・ムーブをしてしまったせいで傷つけてしまい争いを生んでしまった…。俺は本当にひどいやつ。宇野常寛は10年以上前から嫌いだけど。 僕は「富野監督の功績を強調して他のスタッフへの敬意が足りない」とか外野のくせに好き勝手書いたけど。「ママ4のページで井内秀治監督を富野監督の下のように書くのは良くない!せめてワタルの功績を書くべき」とプリズムヤクザ仕草をしてしまったのですが。 富野由悠季の世界 作者:出版社/メーカー: キネマ旬報社発売日: 2019/06/22メディア: 単行本 僕みたいな外野のオタクは好き勝手書くけど、やっぱりその、実務だと予算とか諸々の事情があって御苦労なさっているわけで。何の苦労もせずに単に富野オタクをしてるだけの僕が偉そ
人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が5日、宝塚大学東京メディア芸術学部(東京都新宿区)で特別講演を行った。富野監督は受講者に向けて、アニメ制作は「さまざまな役職の人が集まってやっていく作業だから、僕みたいに角の立つものの言い方をすることはやめて、人と人の間にいいハーモニー、アンサンブルを持ってやっていくことが、皆さんの幸せな人生につながる」とアドバイス。「僕は今でも幸せではないです」「宮崎駿を潰すと思っていても、潰せない。こんな不幸なことはないんです」と笑顔を見せながら語った。 富野監督は自身の経験を踏まえ、「アニメの世界に入ると、徹底的に才能がある人がいる。あなたたちの隣に座っている人もそうかもしれない」「宮崎駿が隣に座っていたら何もできなくなる」と語った。その上で「潰したいと思える人がそばにいてくれることが、自分の夢をバカみたいに追いかけられる
POPなポイントを3行で NHK「ガンダム誕生秘話」放送決定 富野由悠季をはじめスタッフ・キャスト集結 窮地からなぜ不朽の名作が生まれたのか? 40周年を迎えるアニメ『機動戦士ガンダム』誕生の裏側に迫る「ガンダム誕生秘話」が、NHK総合で3月30日(土)1時10分から1時59分まで放送される。 番組には監督の富野由悠季さん、キャラクターデザインの安彦良和さん、メカニックデザインの大河原邦男さんら、メインスタッフが集結。 脚本家・松崎健一さん、音楽プロデューサー・藤田純二さん、作画スタッフ・板野一郎さんも出演する。 さらにキャラクターを演じたキャストとして、声優の古谷徹さん(アムロ役)、池田秀一さん(シャア役)、潘恵子さん(ララァ役)が出演し、当時を振り返る。 アニメ史に残る名作『機動戦士ガンダム』が生まれた理由 アニメ関連番組「ガンダム誕生秘話」の放送が決定しました! [総合]3月28日(
ガンダム誕生秘話 放送決定! 放送:総 合 3月30日(土)午前1時10分~午前1時59分 [29日(金) 深夜] ※放送日時が変更になりました。 今年40周年を迎える「機動戦士ガンダム」。リアルな人物描写と世界観で「日本のアニメを変えた」と言われ、いまや世界中で愛される大ヒット作ですが、当時の制作現場は決して恵まれたものではありませんでした。 人手が足りずスタッフは泊まり込み、関連商品は不振、視聴率は低迷・・・ついに打ち切りが決まり、メインスタッフが倒れ、一時は富野監督自らが原画を描くほどの窮地に立たされました。 番組では、なぜそこから不朽の名作が生まれたのか、数々の証言をもとに描きます。 【ナレーター】 田辺誠一 【出演】 富野由悠季(監督) 安彦良和 (キャラクターデザイン) 大河原邦男(メカニックデザイン) 松崎健一 (脚本家) 藤田純二 (音楽プロデューサー) 板野一郎 (作画ス
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は、1989年に出版された富野書き下ろしによる小説。富野は「30年ちかく前に書いたノベルスの映画化は、原作者として嬉しい。まさかという驚きがあった、しかも三部作」と映画化への感想を話す。また「本作のテーマは現代にこそ必要だと判断をされて」映画化に至ったと製作関係者から聞かされたことについて、「ガンダムのファンの皆々様方が牽引してくださった道筋があったおかげで、今日、本作のテーマが現実にたいして突きつける意味があると知った」とファンへの感謝を述べた。 さらに「製作する世代が若くなり、それを享受する観客がさらに若くなれば、それら次の若い世代が、いつか人の革新――ニュータイプ――への道は拓いてくれるのではないかと信じるのである」と作品への期待を寄せた。「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は劇場版3部作として来冬より上映予定。監督を村瀬修功、脚本はむとうやす
日本のアニメ界を創世記から支えてきた巨匠・富野由悠季。日本を代表するアニメコンテンツ『機動戦士ガンダム』の原作者としても知られる富野監督は、『Gのレコンギスタ』を映画化すべく、その制作中であることを公表。奇しくも、同年代のアニメ監督・宮崎駿もジブリ新作映画の制作を発表している。そこで今回、富野監督にライバル“宮崎駿から受けた影響”や“『機動戦士ガンダム』への想い”などを聞いた。 『君の名は。』も映画とは思えない部分がある ――『機動戦士ガンダム』で“リアルロボット”というジャンルを開拓。富野監督の歩んできたアニメ史は、日本の“巨大ロボットアニメ”の変遷そのものともいえます。 富野由悠季所詮は“巨大ロボットものでしょ”と、下に見られてきた時代から、僕はずっと巨大ロボットものを“一般化”するためにどうするか? を考えてきました。“巨大ロボットもの“を、単なるロボットものとしてやっていません。ア
「C3AFA TOKYO 2017」で行われた「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)」の発表会に登場した富野由悠季監督 人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が26日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中のアニメやゲームなどポップカルチャーの大型イベント「C3AFA TOKYO 2017」で行われた「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)」(アニメツーリズム協会主催)の発表会に登場した。この日、アニメファンが選ぶアニメの舞台となった88カ所の“聖地”が発表され、同協会の会長を務める富野監督は「気に入らない。自分の作品がない。以降、会長の横暴ででっちあげたい」と冗談めかした。 また、富野監督は「文芸ツーリズムが流行したことはなかった。時代ですね。この1年間、活動の中で、大問題が起きている。観光地の渋滞化もある。集まればいいってもんでも
トップニュース『この世界の片隅に』片渕監督に「もの凄い“嫉妬心”しかない」。『機動戦士ガンダム』富野監督は「すず」をどう捉えたのか?【後編】 キャラクターや舞台設定の巧みさ ――「すずさん」というキャラクターですが、原作での描かれ方と映画とで異なる部分に注目も集まりました。監督は、すずさんをどのように描こうとしたのでしょうか? 片渕須直監督(以下、片渕): 本当ならば、こうの史代さんの原作はまるごと全部映画にしなければ意味がないと思っています。ただ、それは自ずと限界があり、1つは製作費の問題、もう1つは興行にかけられる約2時間という上限があるだろうなと考えました。そこで、残すべきだと思ったのは、すずさんが「なぜ日常生活を営んでいたはずだったのに、その中で何に追い詰められて、自分が戦争をする側という意識に至ってしまったのか」という部分だったのかなと思うんです。 それは一人で生きているなかでは
2016年11月に公開されて以来、大ヒット上映中の映画『この世界の片隅に』。3月3日(金)には、第40回日本アカデミー賞「最優秀賞アニメーション作品賞」の受賞が決まりますます注目が集まる本作。ダ・ヴィンチニュースは、『この世界の片隅に』監督の片渕須直さんと『機動戦士ガンダム』などを手掛けてきた日本を代表するアニメ監督・富野由悠季さんの対談に密着。おニ人の対談の模様が配信される文化放送のインターネットオンデマンド配信サービス「AG-ON Premium」の収録現場に伺った。 富野監督『この世界の片隅に』から戦争と歴史を語る ――今回、映画『この世界の片隅に』をご覧になった富野由悠季監督と、片渕須直監督とのはじめての対談になります。本日はよろしくお願いいたします。 富野由悠季監督(以下、富野): よろしくお願いいたします。『この世界の片隅に』を観て、開始10分くらいで衝撃を受けたことがあります
行ってきたのでレポ。取り急ぎ嫉妬部分とG-レコ劇場版続報部分のみ、 最近ムラムラっていう嫉妬心を持っているだけでなく、これも射程距離に置いておかなくちゃいけないんじゃないのかな、と思っている作品は「シン・ゴジラ」と「君の名は。」(会場爆笑)。本当にクソーッ、と、本当にクソー、クソーッと思っていますが、できることならばあの近くに行ってでビジネスしたい(会場爆笑)。いや本気ですよ。だってそういう風に思わなかったら食っていけないじゃないですか。要するにガンダムっていう昔の名前で出ていますで食えると思います? もうそんな時代じゃない、っていうのは、特に「君の名は。」はとどめ。証明されています。じゃあ絶対的に「シン・ゴジラ」とか「君の名は。」とか、諸々幾つかのアニメがありますが(サイリウム?を振る動きしつつ=「劇場版ラブライブ!」?)(会場笑)、そういうのの後追いで企画した時にどうするか、って言った
元スレ/http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1428706899/ 1: 風吹けば名無し@\(^o^)/: 2015/04/11(土) 08:01:39.28 ID:wQff+SJ90.net Gレコより全然わからん 2: 風吹けば名無し@\(^o^)/: 2015/04/11(土) 08:02:48.04 ID:zJ8nM7lO0.net めぇーでしょ! 3: 風吹けば名無し@\(^o^)/: 2015/04/11(土) 08:04:27.72 ID:JsqJaljP0.net 勢力図とかはブレンのが遙かに分かりやすい 4: 風吹けば名無し@\(^o^)/: 2015/04/11(土) 08:04:32.30 ID:V93qM++np.net おまえのブレンパワードの使い方、イエスだね! 5: 風吹けば名無し@\(^o^)/: 2
これは、アニメ「機動戦士ガンダム」の原作者/総監督として知られる富野さんや米エミー賞を獲得した堀裕治さんなど多くのクリエーターが所属するプロデューサー集団・株式会社飍(※3つの"風"で構成された漢字、読み:オオカゼノオコルサマ)によるもの。 同社は、今回新たに、「アバター」「アイアンマン」「Xメン」「パシフィック・リム」などのハリウッド作品に特殊スーツや特殊メイクを提供している米ロサンゼルスのSFXスタジオ・Legacy Effects社と業務提携し、「日本の漫画やアニメを原作とした映画作品をハリウッドから世界市場へ送り出す」ことを目的とした共同事業を始めるが、その提携作品の第1弾を富野さんが発表するという。 察するに、"富野さんが関わったアニメ作品いずれかのハリウッド実写映画化"という内容である可能性が高いが、詳細は会見で明らかになる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く