【ニューヨーク=清水石珠実】米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は27日、生成AI(人工知能)を手がける米オープンAIと同社に出資する米マイクロソフトを提訴した。2社がNYTの記事をAIの学習用に許可なく使用し、著作権を侵害していると指摘した。NYTによると、AI学習を巡って大手の報道機関が開発企業を訴えるのは今回が初めての例となる。ほかの報道機関やAI開発企業にも訴訟の動きが広がる可能性があ
by Solen Feyissa 中国の大手IT企業であるByteDanceは以前、ユーザーの好みにピッタリな動画を見つけるTikTokのアルゴリズムで世界的なAIのリーディングカンパニーとなりましたが、OpenAIの台頭により生成AIの分野で後れを取っています。独自の生成AI「豆包(Doubao)」で巻き返しを図るByteDanceが、利用規約に違反する形でOpenAIのAPIを使用し、「Project Seed」という名称で大規模言語モデル(LLM)を開発していたことが内部文書から明らかになったと、IT系ニュースサイトのThe Vergeが報じました。 ByteDance is secretly using OpenAI’s tech to build a competitor - The Verge https://www.theverge.com/2023/12/15/240031
2023年12月6日に発表されたAMDのAI特化型チップ「MI300X」は、NVIDIA製AI特化型チップ「H100」と比べて優れた性能を発揮できることがアピールされています。一方でNVIDIAはMI300XとH100の比較の際のテスト環境が同一ではなかったと主張しました。そこでAMDはNVIDIAの指摘に対する検証を行いました。 AMD strikes back at Nvidia with new MI300X benchmarks — MI300X shows 30% higher performance than H100, even with an optimized software stack | Tom's Hardware https://www.tomshardware.com/pc-components/gpus/amd-strikes-back-at-nvidia-
Stability AIが画像生成AI「Stable Diffusion」を公開したのは2022年8月のこと。すさまじい勢いで発展してきた画像生成AIの1年を振り返ってみようと思います。 初めに見てもらいたいのは「これが無料でいいのか!? “爆速生成AI”がペイントソフトに革命を起こした」で紹介した、KritaとGenerative AI for Kritaを組み合わせて作成した設定資料的な画像です。 キャラクターの3面図のサンプル。Vroidで簡単な3Dで当たり(左)として、右の画像を作成する。それを元に、プロンプトや画像に描き込んだりして、最終画像を作成していく。2枚目には前面図の頭部のカチューシャや、胸部分のフリルがなかったりするが、そこに色を加筆して、プロンプトで指示すると、最終画像にそれが追加されるのをリアルタイムに確認しながら修正できる(筆者作成) Stable Diffusi
TenstorrentのCEO(最高経営責任者)であるJim Keller氏は2023年11月、Rapidusとの提携を結ぶ署名式でスピーチを行い「われわれはRapidusとの初めての会合の時に、とてもエキサイティングな話を聞いた。同社は、新技術開発のイテレーションを高速化し、量産よりも、手持ちの製品のテープアウトを最優先したいというのだ。非常に良い注目点だと思う」と述べた。 日本国内に「CPU/研究開発チーム」を設立予定 TenstorrentにとってRapidusとの契約は、アジアの半導体メーカーとの公的な提携としては4件目となる。Rapidusは、LG Electronicsや、韓国の車載用SoC(System on Chip)メーカーであるBOS SemiconductorともIP(Intellectual Property)ライセンス契約を締結している。またHyundaiは、同社
Generative AI for Kritaのライブペインティング機能を実行している画面。左が筆者が描いた落書き。右が、その画像を線画(Scribble)としてAI生成した画像 11月13日掲載の記事「爆速化する画像生成AI」で紹介した新技術「Latent Consistency Models(LCM)」が大爆発しています。これは画像生成AIに2度目の革命を起こした「ControlNet」に次ぐ大インパクトではないかと感じています。「LCM-LoRA」(LoRAはStable Diffusion用の追加学習モデル)が11月下旬に登場したことで、リアルタイム生成のAI機能を組み入れたサービスやアプリの開発が一気に進みました。 なかでも、筆者にとってインパクトが大きかったのが、ペイントソフト「Krita」向けに開発された「Generative AI for Krita」。Kritaはスウェー
神里達博の「月刊安心新聞+」 「サム・アルトマン解任」という大ニュースが飛び込んできたのは、日本時間で今月18日のことだ。彼は対話型の人工知能(AI)である「ChatGPT(チャットGPT)」を開発したオープンAIの最高経営責任者(CEO)であり、現代の最重要起業家の一人である。 そんな「AI界の顔」が退陣するという知らせに驚かされたのもつかの間、わずか4日後に、彼がCEOに復帰するとの発表があったのだ。 いったい何が起きているのか。実のところ、公式の情報はほとんどないため、そもそも何が理由で解任されたのかもよく分かっていない。 報道によれば、オープンAIのほとんどの社員が、アルトマン氏の復帰と、彼の解任を決めた理事会のメンバー全員の辞任を求めたという。これだけを見れば、トップダウン的な理事の「暴挙」に対し、社員が一丸となって抵抗して決定を覆した「美談」のようでもある。だが、この見立ては正
絵がヘタすぎてもテキトーに描くだけでチョー美しい絵にしてくれるAIがスゴイ!→ マジで凄かった件「Akuma.ai」 めっちゃ美しく絵を描きたい! 描きたい気持ちはあるけど絵がドヘタ! そんな人にとって救世主ともいえるサービスかもしれない。テキトーにそれっぽい絵を描くだけで、しっかりと美しく絵を仕上げてくれる「誰でも使えるリアルタイムAIお絵かき」が爆誕するというのだ。 「Akuma.ai」の誰でも使えるリアルタイムAIお絵かき そんなお絵描きAIを発表したのは「Akuma.ai」。実際にデモンストレーションの動画がX(旧Twitter)に掲載されているのだが、これまさに、絵が描けなかった人にとって夢のようなサービスといえそう。画期的すぎる。 誰でも使えるリアルタイムAIお絵かき。Akumaからリリースします! pic.twitter.com/VM0TQ6tmUR— Akuma.ai (@
生成AIのChatGPTを開発したアメリカのベンチャー企業「オープンAI」は21日、解任されたサム・アルトマン氏がCEOに復帰することで合意したとSNS上で明らかにしました。解任からわずか5日で復帰が決まり、混乱した会社経営が正常化するかが課題となります。 これは「オープンAI」が21日、旧ツイッターのXで明らかにしたものです。 アルトマン氏がCEOに復帰することやほかに3人の取締役を決めたことで合意したとしています。 SNSで会社は「詳細については協力して対応していく。今回のことではご迷惑をおかけした」としています。 「オープンAI」の取締役会は先週17日、CEOだったサム・アルトマン氏を解任しました。 生成AIのサービスを急速に拡大させようとするアルトマン氏と、AIの安全性を重視する取締役会のメンバーとのあいだで激しい議論があった可能性が指摘されていました。 IT大手のマイクロソフトが
GitHubの共同創設者で元CEOのChris Wanstrath氏が11月21日、OpenAIの暫定的なCEOとして就任してほしいと要請メールが来ていたことを公表した。しかしWanstrath氏はメールが迷惑メールフォルダ入りしていたため気づかず、週末は『スーパーマリオRPG』をプレイしていたと明かした。 Chris Wanstrath氏はIT起業家兼プログラマーだ。ソフトウェア開発プラットフォームGitHubの共同創設者としても知られており、元CEOを務めていた。一方でOpenAIは人工知能の研究、開発をおこなっているアメリカの企業だ。対話型生成AIのChatGPTが代表的なサービスとなっている。 そんなOpenAIとWanstrath氏にどういう関係があるのか。Wanstrath氏にOpenAIからメールがあったことについては、同社のお家騒動が関係している。 Chris Wanstr
ChatGPT displayed on smart phone with OpenAI logo, 11 August 2023. Photographer: NurPhoto/NurPhoto 対話型人工知能(AI)「ChatGPT(チャットGPT)」を開発した米オープンAIでは、大多数の従業員が、現在の取締役会メンバーが全員辞任しない限り、最高経営責任者(CEO)を解任されたサム・アルトマン氏に続いてマイクロソフトに移籍すると書簡で警告した。 オープンAIの従業員およそ770人のうち700人余りがこの書簡に署名。20日付の同書簡では「能力や判断力、われわれのミッションと従業員への配慮を欠く人々のために、あるいはそうした人々とともに働くことはできない」と記されている。 オープンAIは17日、アルトマン氏のCEO職を突如解任。マイクロソフトは20日に、アルトマン氏と共同創業者グレッグ・ブ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く