東京 府中市にある警視庁の警察学校で、先月下旬、研修生86人が下痢や腹痛などの症状を訴えていたことが分かり、保健所は昼食で食べた弁当が原因の集団食中毒と断定し、弁当を製造・販売した店を13日から7日間の営業停止処分にしました。 いずれも症状は軽く、入院した人はいませんでしたが、墨田区保健所が調べたところ、28日に昼食として出された弁当などから、細菌の一種、ウエルシュ菌が検出されたということです。 保健所は細菌が検出された弁当が原因の集団食中毒と断定し、弁当を製造・販売した墨田区にある仕出し弁当店「サンエー」を13日から7日間の営業停止処分にしました。 ウエルシュ菌は、熱に強く、高温でも死滅しないため、加熱調理をしたあとに長時間、常温で放置すると、菌が繁殖しやすいということです。 都は、加熱調理したものは常温で長時間放置しないよう、注意を呼びかけています。 処分を受けたサンエーは、「関係者の