アリーナ・ザキトワ選手に贈呈された秋田犬の「MASARU(マサル)」=秋田県大館市の秋田犬会館で2018年5月3日、田村彦志撮影 経済波及効果は約41億円で約470人の雇用創出に貢献――。秋田県の大館市、北秋田市、小坂町、上小阿仁村でつくる地域連携DMO「秋田犬ツーリズム」(事務局・大館市、中田直文会長)発足から3年間の活動が地域経済に与えた影響調査で、こんな推計値がまとまった。【田村彦志】 秋田犬ツーリズムは2016年4月に発足し、秋田犬を目玉に交流人口の拡大に向け、さまざまなメディアを使っての誘客や特産品のPRなど、さまざまな取り組みを展開してきた。調査は、地域への影響を定量的に調べようと…
内閣府が17日発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除いた実質で前期比1・6%減、この状態が1年続いた場合の年率換算は6・3%減だった。悪化幅は事前の市場予想(約4%減)を超え、前回の消費税増税直後の14年4~6月期の7・4%減以来、5年半ぶりの大幅なマイナス成長となった。市場では、新型コロナウイルスの感染拡大で「20年1~3月期もマイナス成長」との見方が強い。【森有正、藤渕志保】 マイナス成長は5四半期ぶり。GDPの約6割を占める個人消費が、前期比2・9%減に落ち込んだ。増税前の駆け込み需要の反動で自動車や家電などの販売が弱く、台風被害や暖冬による冬物衣料の販売不振も響いた。政府によるキャッシュレス決済のポイント還元などの下支え策で、個人消費の減少は14年4~6月期(4・8%減)より抑えたが、消費マインドの悪化を止められなかった。
衆院予算委員会の集中審議で5四半期ぶりのマイナスとなった2019年10~12月期の国内総生産(GDP)の速報値について答弁する西村康稔経済再生担当相(左)。右端は飲み物を口にする安倍晋三首相=国会内で2020年2月17日午後1時16分、川田雅浩撮影 17日の統計で示された日本経済の5年半ぶりの大幅なマイナス成長は、経済政策重視の安倍政権への痛手となりそうだ。政権は昨年10月の消費増税や自然災害、暖冬をマイナス要因にあげるが、野党は「大不況に陥る可能性が出てきた」(共産党の小池晃書記局長)と攻勢を強める。新型肺炎の拡大による経済への悪影響や、「桜を見る会」の問題などが追い打ちとなり、報道各社の世論調査の内閣支持率も低下傾向。逆風が強まっている。 政府が発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の速報値は、年率換算で6・3%減と5四半期ぶりにマイナスに転じ、消費税率を5
衆院予算委員会の集中審議で「桜を見る会」の前夜祭の会場となったホテルから代金支払いや領収書などについて野党議員側に提出された資料を手に答弁する安倍晋三首相=国会内で2020年2月17日午後2時16分、川田雅浩撮影 「桜を見る会」の「前夜祭」を巡って、17日の衆院予算委員会の集中審議では、安倍晋三首相の答弁と、過去に会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区)との説明の食い違いが鮮明となった。首相は答弁で、ホテル側から明細書発行はなかったとの従来答弁を繰り返し、「野党への回答は一般論だ」とかわそうとした。しかし、ホテル側がこの「一般論」については、「例外はない」と指摘しており、野党は、この矛盾点について、さらに追及を強めそうだ。 2019年4月の前夜祭はホテルニューオータニ(東京都千代田区)で開かれ、約800人が出席した。前夜祭は19年より前も行われ、15、17、18年は
衆院予算委員会の集中審議で「桜を見る会」の前夜祭の会場となったホテルから代金支払いや領収書などについて野党議員側に提出された資料を手に答弁する安倍晋三首相=国会内で2020年2月17日午後2時16分、川田雅浩撮影 「桜を見る会」の前日に安倍晋三首相の後援会が主催した「前夜祭」を巡る17日の衆院予算委員会での首相答弁に関し、過去に会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区)は同日夜、首相側とのやり取りに認識の違いがあると毎日新聞の取材に明かした。首相は、後援会とホテルのやり取りに関する野党からホテルへの質問に、ホテル側が「個別の案件は営業の秘密に関わる」などとして答えなかったとの趣旨の答弁をしたが、ホテル側は「『営業の秘密』と申し上げた事実はない」と説明した。【大場伸也】 ANA側、「明細書」答弁にも言及 同委で立憲民主党の辻元清美氏は、ホテル側に2013年以降に同ホテル
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