真面目かつ優秀な学部四年生がゲージ理論を勉強したいと言ってきたら,大体こんなことを答えている. 『接続の微分幾何とゲージ理論』について Donaldson理論 or Seiberg-Witten理論 数学でのゲージ理論にはDonaldson理論とSeiberg-Witten理論がある. いずれは両方勉強することになるのだが,強いこだわりと信念がない限り,Donaldson理論から学ぶ方が結局は早いと私は思う. Donaldson理論をどこから学ぶか? Donaldson理論を学ぶためには,最初にFreed-Uhlenbeckを読むのがよい. これはゲージ理論の幾何解析のバイエルであり,基礎技術が全て詰まっている. 例えば,Uhlenbeckのrearrangement論法や貼り合わせのときの$\sqrt{\lambda}$など. Donaldson-Kronheimerはもちろん素晴らしい

