開発者だってご飯を食べないといけないだろうから、ハードウェアはまだまだこれからも進化を続ける。進化した何かを販売するためには新しい需要が必要で、そうした需要を開拓していった結果として、実世界をゲーム化していく流れのようなものが、これから先進んでいくのだろうと思う。 AR は面白い どこかの水族館で、スマートホンを水槽にかざすと魚の情報が表示されたり、魚の写真をスマートホンに取り込むことができたりするサービスが始まるらしい。とても面白い試みなのではないかと思う。 絶対音感を持つ人は、耳から入ってくる音を音符に変換することができる。前知識なしに眺めた風景は単なる景色にすぎないけれど、魚に詳しい人が水槽を眺めれば、泳ぐ魚の群れは、名前を持った意味の集積として解釈され、目に入る風景は全く異なったものになってくる。 拡張現実の技術というものは、水族館であったり野鳥観察の施設であったり、意味が分かると
John V. Walsh 2013年2月8日 日本は誘いに乗るのだろうか? アフガニスタン、中東やアフリカでの戦争に、ワシントンがNATOを巻き込んだのと同様にアメリカによる中国の軍事的包囲に、日本を誘い込もうとするワシントンの企てを、John V. Walshが説明する。恐らく日本人は、中国の勃興を封じ込めようというワシントンの企みの中に、ワシントンが1930年代に日本に対して用いたと同じ政策を見いだすだろう。はたして日本は、勃興しつつある大国、沈み行く大国どちらと組むのだろう、あるいは中立であり続けるのだろうか? 彼らの破滅は要らぬ節介、身から出た錆び 権勢ある者が真剣で渡り合う中に 下賎な者が入り込むのは危険だ。 ハムレット第五幕第二場 2012年の大統領選挙戦の真っただ中の昨年10月、アメリカの代表団が密かに日本を訪れ、更に中国を訪れたが、ほとんどマスコミでは報道されなかった。代
ロボットと人間の感覚運動に関わるマンマシンインタフェースとしてのウエアラブルロボット「パラサイトヒューマン」。これを研究テーマに掲げ、錯覚を利用するなど、独自のアイデアからインタフェースを研究。内外から注目を浴びている前田太郎氏を紹介しよう。 取材に訪れたテレビの女性キャスターの反応に、取材スタッフは驚いたのだという。「そんなに反応するのはおかしい」「ヤラセのように見えてしまう」……。キャスターが身につけたのは、両耳の後ろに弱い電流を流す装置。そして電流が流れると、キャスターの身体は、大きく右に倒れるほど傾いたのだという。せっかくの機会、実体験させてもらうことにした。ヘッドフォンのような装置を耳に付け、スイッチが入る。すると驚くべきことに、何もしていないのに、身体が大きく傾いてしまったのだ。これこそ、前田氏の研究成果のひとつ、平衡感覚への錯覚の実現である。挑んでいるのは、錯覚を用いることに
まず最初にお断りしておくと、私の部屋は片付いていませんし本来だったらこうしたいという理想の状態からは少し離れています。二人目の子供が生まれて以来特にそうですね(笑)。 しかし、ものを必要以上に溜め込んでしまう際にありがちな、自分をあざむく言い訳や油断しがちなポイントをあらかじめ意識しておけば、片付けやすくなる下地を作ることは可能です。たとえば「収納を増やさない」というルールをもっていれば、整理の名のもとにさらにものを溜めこむことはありません。 そういった片付けに関する12の落とし穴について、The Happiness Blogで紹介されていましたのでセルフチェック的にコメントしつつご紹介します。### 収納、思い出、過度の整理ぐせ。どれも落とし穴になりうる 1. いつも「整理しなければ」が口癖になっている いきなり誤解されそうなポイントですが、元記事で指摘しているのは、すでに100%近くま
鈴木健さんの『なめらかな社会とその敵』を読み終わる。 発売当日から読み出したけれど、いろいろ締め切りや講演やらイベントが立て込んで、ようやく読了。 名著だと思う。 タイトルを借用したカール・ポパーの『開かれた社会とその敵』に手触りが似ている。 数理的な思考による社会システム論であるが、「ロジカルに正しいことを言っていれば、いずれ真理は全体化するのだから、読みやすさなどというものは考慮しない」というタイプの科学的厳密主義とは無縁である。 とにかく読んで、理解して、同意して、一緒に「なめらかな社会」を創り出さないか、という著者からの「懇請」がじわじわと伝わってくる。 数式がぞろぞろと続くページも、著者は私の袖を握ってはなさない。 「意味わかんないよ」 と私が愚痴っても、 「あとちょっとでまた数式のないページにたどり着くから、読むのやめないで!」 とフレンドリーな笑顔を絶やさない。 「苦労人なん
2013/2/139:0 誰もが「合理的」に行動している ―― 『思考の「型」を身につけよう』著者・飯田泰之インタビュー 「もっと独創的な発想はできないものか……」「論理的な思考ってどうすれば身につくの?」日常生活をおくる上で考えなくてはいけないことは山ほどあります。しかし改めて「考える」ことを考えてみると、いったいどうすればいいのかわからない。あるいは他人と差をつけるために自由な発想をしたい。こんな思いをされたことのあるひとはたくさんいることでしょう。 そんな人たちのために、若手の経済学者としてさまざまなメディアで活躍する飯田泰之氏が経済学的な思考法を身につけるための本 ――『思考の「型」を身につけよう』を出版されました。「思考の型」とはいったいなにか。経済学的な発想はどんな役に立つのか。お話を伺いました。「99%の平凡な人々へ「自由な発想」は、もういらない!?」(聞き手・構成/金子昂)
サンフランシスコからシリコンバレーを越え、太平洋沿いにハイウェイを南に下ると、風向明媚な観光地、モントレーへと至る。そこからさらに一時間ほどロサンゼルスに向けて車を走らせると、州立公園のなかの人里はなれた海岸に木造の角ばった建物がぽつんと建っている。この温泉リゾートは、かつてこのあたりに住んでいたネイティブアメリカンの部族にちなみ「エスリン」と名づけられた。 エスリンは1961年夏、マイケル・マーフィーとリチャード・プライスという、30歳になったばかりの2人の若者によって設立された。彼らの目的は、人生の意味と可能性についての新しい考え方を追求する宗教・哲学・心理学のための交流の場をつくることだった。W・T・アンダーソンの『エスリンとアメリカの覚醒』は、人間の可能性(ヒューマン・ポテンシャル)を開拓すべく苦闘した彼らの「冒険」の壮大な叙事詩だ。 エスリンはもともと、裕福な医師であったマーフィ
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松井博 Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。 詳細プロフィールを表示 最近「アップルはイノベーションをもう引き起こせないのでは?」などといったような論調の記事を沢山目にします。 もうジョブズがいないからイノベーションは引き起こせない、などなど。 でもアップルってそもそもそんなにイノベーティブな会社でしたっけ? 私にはそうは思えません。 GUIがゼロックスのパクリだったことはよく知られています。 ================ MP3プレーヤのようなメモリに音楽を保存する装置を最初に考案したのはKane Kramerという発明家で、なんと1979年に考案しているんです。 アップル以前に
原形質(げんけいしつ、英: protoplasm[1])とは、細胞の微細構造が知られていなかった時代に作られた言葉で、細胞の中にある「生きている」と考えられていた物質のことである。具体的には、核と細胞質(一般に細胞膜を含む)を指す。 細胞の活動によって作られた「生きていない」物質、例えば細胞膜外の細胞壁や、細胞膜内の脂肪滴や澱粉粒などは原形質に含まず、後形質(副形質)と呼ぶ。 歴史[編集] 1835年、フランスの動物学者デュジャルダンは、顕微鏡下で原生動物の体を解剖針で押しつぶし、中から出てきた粘着性の透明な物質が「生きている」様子を観察し、これを肉質(サルコード)と名付けた。 1839年、チェコの動物生理学者プルキンエが、動物胚の中に存在する同様の物質に対し、生命を構成する本質的な物質という意味で原形質(プロトプラズマ)の語を初めて用いた。1846年にはドイツの植物学者フォン・モールが植
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