Amazon Web Servicesは、ラスベガスで開幕した同社のイベント「AWS re:Invent 2016」で、「Amazon AI」傘下のサービスとして、画像認識、テキスト音声変換、音声認識と自然言語理解の3つを発表しました。
アプリケーションの画面に対してボタンを押したり入力を行い、正しい結果や答えが返ってくるか? ユーザーインターフェイスを含むテストコードの開発は一般に手間がかかり面倒であり、テスト用のライブラリやフレームワークが欠かせません。 Googleは、Android用のUIテスト自動化のためのフレームワーク「Espresso」をテクノロジープレビューとして公開しました。 Espresso - android-test-kit - a fun little Android UI test API - Testing Tools For Android - Google Project Hosting EspressoはこれまでGoogle社内で、Google DriveやGoogle Maps、Google+など30種類のアプリケーションのテスト自動化に使われてきました。 特徴は、軽量でシンプルな記述
ソースコードの自動生成やカスタマイズ、ビジュアルプログラミングなど、スクラッチからプログラミングにより開発するよりも短期間で容易にシステム開発を実現するツールや開発手法を持つベンダが13社集まり、「超高速開発コミュニティ」を結成しました。 コミュニティが目指すのは、ユーザーに対してこれら「超高速開発」を名乗るツールの浸透をはかり、使ってもらうこと。「ユーザー企業がITをベンダに丸投げするシステム開発から脱却する道筋が描けるのではないかと期待している」(コミュニティ会長の関隆明氏)。また、これまでシステム開発に参入していなかった上流プロセスのコンサルタントがシステム開発に参入することなども期待しているとのこと。 コミュニティはこれからユーザー企業の参加を積極的に呼びかけ、当面200社の参加が目標。超高速開発を自社の強みにしたいと考えるSIerなどの参加も想定しています。 活動として予定されて
負債とは要するに借金のことですが、システム開発においても技術的な借金、つまり「技術的負債」(Technical debt)がある、という表現がしばしば使われます。お金の借金をすると利子を払い続けなければならないのと同じように、技術的負債を抱えると、そのツケを払い続けなければならなくなる、という比喩です。 「技術的負債」という表現は、WikiWikiの発明者で著名なプログラマとして知られるウォード・カニンガム氏が1992年に使ったのが原典とされています。しばしば目にするこの「技術的負債」というのはどういうものなのでしょうか? 調べてみました。 カニンガム氏とファウラー氏による「技術的負債」 カニンガム氏が「技術的負債」という表現をはじめて使ったのは、1992年に行われたACM主催のイベント「OOPSLA '92 」(Object-Oriented Programming, Systems,
HadoopのSQL対応分散クエリエンジン「Cloudera Impala」。Clouderaがオープンソースで公開 Hadoopのディストリビューションベンダとして知られるClouderaは10月25日、SQLに対応し、データの分析速度はMapReduceよりも何倍も高速だという新しい分散クエリエンジン「Cloudera Impala」(製品名「Cloudera Enterprise RTQ」)をオープンソースで公開しました。 これまでHadoopでは内部でMapReduceと呼ばれる処理が用いられていましたが、ImpalaではMapReduceを使わず、Clouderaが2年かけて開発した独自の分散クエリエンジンを用いて処理を行います。Hiveの上位互換のSQLが利用でき、Hive/MapReduceで数分かかっていた応答時間を数秒に短縮すると説明されています。 グーグルのDremel
VMwareのSpringSourceが、JavaScript/HTML5対応のエディタ「Scripted」をオープンソースで公開しました。 Scripted自身がHTML5/JavaScriptで記述されているためWebブラウザ上でエディタとして動作し、HTML/CSS/JavaScriptのシンタックスハイライト、JSLintによる文法チェック、エディタのカスタマイズ機能などを備えています。エディタ部分の機能はEclipse Orionを再利用したとのこと。 Scriptedの全体画面。右側に別ファイルを表示しているところ。
急速に立ち上がろうとしている「プラットフォームとしてのWeb」。そのために現在たくさんのWeb標準が提唱され、標準化作業が行われています。 その全体像を1枚の図として示したのは、Mozilla Japanのdynamis(でゅなみす)氏こと浅井智也氏。先週行われたオープンソースカンファレンス2012京都で行った講演のスライドから許可を得て引用します。 HTML5を中心に、円の色は標準化団体の色を示しています。青ならW3C/WHATWG、黄色はIETF、茶色はECMA、赤はKhronos。また、円の外側はまだまだこれからの技術という位置づけになっているそうです。 こうして1枚の図にして見ると、実にたくさんの技術がWebで実現されようとしていることに驚かされます。 このすべての技術を使いこなす必要はないかもしれませんが、Webをプラットフォームとするアプリケーションの構築には、HTML5のマー
JavaScriptでMVCの構造を持つアプリケーションを開発するためのフレームワークが10種類以上登場し、この分野が盛り上がっていることは、以前の記事「JavaScript MVCフレームワークはすでに十種類以上、その比較や最新情報などのまとめ」で紹介しました。 その各種JavaScript MVCフレームワークの違いを学ぼうというのが、Webサイト「TodoMVC」です。 ToDoMVCでは、AngularJSやBackbone.js、Ember.js、Spine.jsなど主要なMVCフレームワークを用いて開発したToDoアプリをまとめて公開しています。 開発されたToDoアプリはほぼ同一の外観や機能を備えています。これにより、それぞれのソースコードを見ることによって、各MVCフレームワークがどのようなコーディングスタイルを用いているのか、どのような機能を提供しているのか、といった違い
グーグルが開発したJavaScript MVCフレームワーク「AngularJS」を紹介した1つ前の記事の反応が予想以上に大きく、1日たたずにブックマークが500以上もつきました。 本記事では、AngularJS以外にもすでにたくさん存在するJavaScript MVCフレームワークに関する情報をまとめて紹介したいと思います。 JavaScript MVCフレームワークの比較記事 既存のJavaScript MVCフレームワークを比較した記事が「The Top 10 Javascript MVC Frameworks Reviewed」です。Top10と書いてありますが、12種類のフレームワークの比較です。これは公開当時は10種類だったものが、その後11種類になり、今回のAngularJSの公開で12種類になったためです。 上記のような比較表を載せた上で、12種類すべての利点と欠点を説明し
「Meteor」は、JavaScript/HTMLで開発するリアルタイムWebアプリケーション基盤。何が起きているのかすぐに分からないほどすごい 「Meteor」は、Webアプリケーションを開発するためのフレームワークと実行環境を提供しています。アプリケーションはすべてJavaScript、HTML、CSSで記述できるため、サーバ側でRubyやPerlやJavaなどのプログラミングをする必要はありません。 TechCrunchの記事では、JavaScript/HTML/CSSだけでWebアプリケーションが開発できる点にフォーカスが当たり話題になりましたが、公開されたデモンストレーションのスクリーンキャストを見たところ、Meteorにはそれ以上に新しい仕掛けが盛り込まれていました(スクリーンキャストはこの記事の末尾に埋め込んであります)。 それは「リアルタイムなWebアプリケーションを構築す
jQuery MobileなどのすぐれたJavaScriptフレームワークの登場で、HTML5とJavaScriptを組み合わせたWeb標準によるモバイルアプリケーション開発が普及し始めています。 この記事では、Web標準によるアプリケーション開発をさらに簡単にしてくれる、WebブラウザベースのjQuery Mobile対応モバイルアプリケーション開発環境「codiqa」と「Application Craft」の2つを紹介しましょう。 Codiqa~jQuery Mobileアプリのモックアップがすぐ作れる モバイルデバイス対応のアプリケーションを開発するときに手間がかかるのが、小さい画面でも使いやすいユーザーインターフェイスの構築です。モックアップを作り、使い勝手を試す必要があります。 先月公開が始まった「codiqa」は、そのモックアップを手軽に、Webブラウザ上でドラッグ&ドロップす
EPUB 3フォーマットの電子書籍を読もうとしたら、電子書籍リーダーごとに表示できる機能も見かけもばらばら、といったことにならないように、EPUB 3対応電子書籍リーダーのリファレンス実装(=見本となる実装)をオープンソースで開発するプロジェクト「Readium」が公開されました。 日本からはACCESS、イースト、ボイジャー、楽天/KOBOなどが参加しており、海外のベンダではアドビ、グーグル、ソニー、サムスン、バーンズ&ノーブル、オライリーなどが参加しています(アマゾンの名前がありませんが、アマゾンが標準化団体やプロジェクトに参加しないのはいつものことです)。 EPUB 3はIDPF(International Digital Publishing Forum、国際電子出版フォーラム)が策定した電子書籍フォーマットの国際標準。ReadiumはIDPFのプロジェクトとは独立していますが、I
iOSとAndroidに最適化したJavaScriptフレームワーク「jqMobi」登場。jQuery Mobileより小さくて高速 jQuery Mobileと同様に、HTML5のマークアップでモバイルアプリケーション開発を実現するオープンソースのJavaScriptフレームワーク「jqMobi」のβ版が公開されています。 jqMobiのコンセプトは、jQueryとjQuery Mobileの機能のサブセットを、iOSとAndroid向けに最適化したものといえるでしょう。 すでにjQueryやjQuery Mobile、あるいはSencha Touchなど、さまざまなモバイル向けHTML5/JavaScriptフレームワークが登場する中で、jqMobiの特徴はどこにあるのか、ブログで次のように説明しています。 jQuery - still focuses on the desktop.
リッチコンテンツやゲームなどのプラットフォームに使われているFlashにかかわるエンジニアが集まり「今後10年食べて行くには?」をテーマにしたパネルディスカッションが12月11日に都内で行われました。 Flashはご存じの通り、Web標準のHTML5が急速に進化していることでHTML5に置き換えられていくのではないかと考えられていたり、先月にはアドビがモバイル対応のFlashプレイヤーの開発中止を発表したりと、大きな曲がり角を迎えようとしています。 そうした中でFlashエンジニアはいま何を考え、これからどう行動しようとしているのか。ディスカッションの中からいくつか代表的な発言をピックアップしました。 5人のFlashエンジニアによるディスカッション パネルディスカッションに参加したのは、Flashエンジニアとしてのキャリアを持つ5人の方々。 写真右から順に自己紹介が行われました。 吉川佳
今年の春まで、主要なクラウドでJavaをサポートしているのは、Goolge App Engineのみでした。クラウドで構築するアプリケーションのサーバサイドのプログラミング言語としてRubyをはじめとしたオープンソース系の言語が注目を集めていたこともあり、「クラウド時代にJavaはフェードアウトしていくのではないか」とさえ思える状況でした。 しかしこの半年で状況は大きく変わりました。Amazonクラウドをはじめ、VMware、Red Hat、そしてオラクルもJava対応のクラウドを発表しています。今月行われたJavaOneではクラウドに向けた進化も発表され、Javaはクラウド時代にも、その存在感を示すことになりそうです。 クラウドでのJavaについて、これまでの経緯をまとめました。 この半年で立ち上がったクラウドのJava環境 この半年で、Java対応のクラウドが次々に発表されました。 4
EPUB 3 Becomes Final IDPF Specification | International Digital Publishing Forum EPUB 3は、HTML5とCSS3など現在W3Cで策定中の最新のWeb標準をベースにしたオープンな電子書籍フォーマットです。アップルのiPadや Google Books、ソニーのReaderなどで採用されており、PCでもEPUBリーダーをインストールすることで表示可能で、電子書籍の有力な国際標準フォーマットと考えられています。 また、縦書きやルビ、圏点(傍点)、禁則といった日本語の書籍に不可欠だった要素が含まれているため、EPUB 3の登場は国内での電子書籍の普及や、日本語の電子書籍を世界に向けて販売できる環境が整うと期待されています。 IDPF(International Digital Publishing Forum)で
(本記事は、InfoQに掲載された平鍋健児氏の記事「What has happened and is happening in Japan’s Agile movement」を、InfoQ Japanの許可を得て翻訳、転載したものです) この10年の私のアジャイル人生でもっとも誇らしい出来事と言えば、Agile2008で「Gordon Pask Award」を受賞したことでした。振り返れば、私が初めて参加したアジャイル関連のイベントは、ソルトレークシティで行われた「Agile Development Conference 2003」で、そこで私は賞をもらったことを思い出します。それは「Thank-you-very-much-for-coming-all-the-way-from-Japan Award」(わざわざ遠い日本からようこそいらっしゃいましたで賞)でした。 この記事では、私は「Go
Webブラウザとサーバのあいだで専用のプロトコルを用いて通信を行うことで、サーバからのプッシュなど、より柔軟なデータのやりとりをWebブラウザとサーバ間で可能にするWebSocket。当初はHTML5仕様の一部として検討され、その後独立した仕様となりましたが、昨年12月にセキュリティ上の問題が発覚。見直しが行われていました。 WebSocketはプロトコルをIETFが、APIをW3Cが策定中ですが、IETFがセキュリティ問題を解決したプロトコル仕様のラストコールを発表しています。いつもWeb標準の動向を伝えてくれる「Web標準Blog」の記事「WebSocketプロトコルがLast Callに」が伝えています。 過去のバージョンとの互換性はなし WebSocketは、昨年にFirefox 4やOperaに実装されましたが、プロトコルにセキュリティの問題が発覚。いったん機能が無効になりました
jQuery MobileにDreamweaverが対応。モバイルアプリケーション開発ツールとして本命に急浮上! アドビシステムズが昨日発表したDreamweaver CS5.5が、JavaScriptフレームワークの「jQuery Mobile」に対応しました。jQuery Mobileは、HTML5のコーディングのみでWebアプリケーションが開発できる強力なフレームワークで、HTMLの優れたオーサリングツールであるDreamweaverはjQuery Mobileと非常に相性がよいといえます。 これまでモバイルアプリケーションの統合開発ツールとして有力なものはありませんでしたが、jQuery Mobileの対応でDreamweaverがモバイルアプリケーションの統合開発環境として急浮上してきました。 Adobe TVで公開されているビデオ「Mobile Web App Developm
グーグルは、Google Appsのプログラミング言語「Google Apps Script」に、ドラッグ&ドロップでユーザーインターフェイスを自由に構築できる「GUI Builder」機能を追加したと、Google I/O 2011のセッション「Developing Apps, Add Ins and More with Google Apps Script」で明らかにしました。 GUI Builderは無料でGoogleドキュメントを利用しているユーザーでも利用可能になっています。Googleドキュメントから任意のスプレッドシートを開き、[ツール]メニューから[スクリプトエディタ]を選択。起動したスクリプトエディタの[ファイル]メニューの[ユーザーインターフェイスを構築…」を選択すると、GUI Builderが起動します。 左側のオブジェクト一覧から、ボタンやラベル、テキストボックス、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く