2013年8月7日のブックマーク (1件)

  • 国民会議の舞台裏で展開される官僚の暗闘劇-集中|MEDICAL CONFIDENTIAL

    「社会保障改革には手を付けず、消費税増税だけを先行するつもりか」との批判をかわすために、民主、自民、公明3党の〝政治的打算〞によって設置された政府の社会保障制度改革国民会議。その設置期限が今年8月までの1年間とあまりに短かったこともあって、当初から、「大した議論などできるはずもない」と見くびられてきた。  しかし、こうした国民の注目が集まらない会議ほど、官僚たちにとって都合の良い存在はない。世論を気に掛けることもなく、大胆な提案ができるからだ。  しかも、社会保障制度改革推進法に基づく〝正統な会議〞であり、その結論は今後の政府や国会の社会保障議論に一定の拘束力を持つ。このため、各省は省益を懸けた縄張り争いや政策誘導を繰り広げてきた。  ある国民会議事務局関係者は、「各省とも自分たちにとって都合のいい発言をしてもらうよう、国民会議メンバーの先生たちを早い段階から囲い込んでいたようだ」と語る。