スマートフォン(スマホ)普及で沸くネット業界。一方である難題が浮上し、業界全体が揺れている。コンテンツの内容を充実させネット広告の売り上げをアップさせるには、利用者一人ひとりがどう見たかを分析し、かつその人にあった内容の広告を配信しなければならない。そのために欠かせないのが利用者が誰なのかを高い精度で推定すること。ところがスマホの登場でコンテンツの主役がウェブからアプリ(応用ソフト)に移行し、こ
【奥山晶二郎】客の性別、年代に合わせて表示を変える次世代自動販売機。2010年に品川駅で導入され、今では500台が稼働する。自動販売機に埋め込まれたセンサーが前に立った人の顔を撮影し、瞬時に分析。季節やその日の天気に応じて、表示する商品を変えていく。 開発したJR東日本ウォータービジネスが目指したのは、客との新たなコミュニケーションを築くこと。現在、力を入れているのは会員向けサービスだ。ネットで登録したユーザーに、特別の画面を表示するなどし、固定客の取り込みを狙う。笹川俊成営業本部長は「新しい買い物スタイルを面白がってくれる人と、個人情報を気にする人に分かれる傾向がある」と話す。 サイバーエージェントの子会社マイクロアド社は、顔認識とデジタルサイネージ(電子看板)を組み合わせた新たな仕組みを開発中だ。例えば、化粧品の看板だったのが、男性が近づくとゴルフに変わる。そんな技術が実現しつつある。
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