米Microsoftは2月24日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催したイベントで、新たなハードウェア「Azure Kinect」を発表した。同社が2017年に製造終了したXboxのコントローラ「Kinect」の深度センサーを継承し、Azureのクラウドと連携するビジネス向けのPC周辺機器だ。 開発者向けの「Azure Kinect DK(開発キット)」の予約受付が、米国と中国で開始されている。価格は399ドル(約4万4000円)で、出荷は6月27日からの見込みだ。 Microsoftは昨年の年次開発者会議「Build」で、深度カメラ、Time of Flight(TOF)方式の距離画像センサー、マイク、加速度計を搭載し、「Azure AI」で使えるハードウェアプロジェクト「Project Kinect for Azure」を発表しており、Azure Kinectはその成果だ。 100