キヤノンは、高速・高精度な3次元認識を実現する3Dマシンビジョンシステムを発売し、マシンビジョン市場へ新規参入することを発表した。同社は産業用カメラ市場への参入も発表したばかりで、デジタルイメージング分野の技術応用を加速させている。 キヤノンは2014年4月21日、高速・高精度な3次元認識を実現する3Dマシンビジョンシステム「RV1100」の発売を開始し、マシンビジョン市場に新規参入することを発表した。同社では同年3月19日に産業用カメラ市場への参入も発表しており、産業用画像認識分野への取り組みを強化している(関連記事:キヤノンが産業用カメラ市場に参入――デジタル一眼レフのCMOSセンサーを応用)。 キヤノンでは、デジタルイメージング技術を生かした新規事業拡大への取り組みを強化しており、産業用分野への参入はその取り組みの一環となる。キヤノンによると、製造ラインで活用するマシンビジョンの全世