福岡県飯塚市が、「筑豊の炭鉱王」とうたわれた伊藤伝右衛門の旧邸などを舞台に謎解きをしてもらうゲーム「旧伊藤伝右衛門邸に残された宝物を探せ!」を製作した。インターネットで3月15日まで公開中で、正解者には抽選で市の特産品などが当たる。コロナ禍で深刻な打撃を受けた市の観光業の「起爆剤」にしたいという。 ゲームは旧伊藤伝右衛門邸のほか市歴史資料館、長崎街道内野宿など市内の観光スポットやアウトドア施設の計5カ所が舞台。「宝物を探せ!」のサイト(https://iizukanazo.com/)で参加方法などを公表中だ。 ゲームは2種類が用意されている。「3Dオンライン版」は、参加者が「参加者を探せ!」のサイトから飛べる5カ所の3Dパノラマビューのサイト上で、「なぞなぞ」が隠された場所を探し当てて正解を書き込む。 「AR(拡張現実)リアル版」は、参加者が実際に旧伊藤伝右衛門邸などに行く必要がある。各施