米サンフランシスコで開催中の「Android Open Conference」(O'Reilly主催)で、10日に行われたティム・オライリー氏のキーノートのタイトルは「Androidはスティーブ・ジョブズから何を学べるか (What Android can learn from Steve Jobs)」だった。急遽講演内容を変更したのが明らかで、このタイトルがスクリーンに映し出された時には「最初の予定通りにやってくれ!」と思ったが、やはりオライリー氏である。わずか20分の講演だったが、タイトル通りの切り口でカンファレンスの目的も説明し、終了後には色々と考えさせられる内容だった。 Androidカンファレンスのキーノートのすべての時間を費やしてスティーブ・ジョブズ氏を語ったティム・オライリー氏 昨年後半から、Android陣営はユーザーインタフェース(UI)とデザインの改善に力を注いでいる。