5月29日、世界最大級の電波望遠鏡「スクエア・キロメートル・アレー」(SKA)のアンテナ群が建設されることが決まった南アフリカでは、望遠鏡の建設と地下資源の採掘で折り合いがつかなくなる可能性がある。SKAのイメージ図。25日提供(2012年 ロイター/SKA Organisation) [ヨハネスブルク 29日 ロイター] 世界最大級の電波望遠鏡「スクエア・キロメートル・アレー」(SKA)のアンテナ群が3カ国に分散して建設されることが決まったが、このうちの1つである南アフリカでは、望遠鏡の建設と地下資源の採掘で折り合いがつかなくなる可能性がある。 南アフリカは、SKAの誘致をめぐって豪州・ニュージーランド連合と争ったが、先週にSKAの約7割が南アフリカに建設されることが決まった。同国の北ケープ州には広範囲にわたって1000台以上のアンテナが建設されることになる。