タイヤは3輪、後部に二つの子ども用座席。従来とは違う3人乗り自転車が年内に発売される。その名も「ふたごじてんしゃ」。発案者は双子の母親だ。安心して息子たちを乗せられる自転車が欲しい――。そんな思いで構想を練り、自ら会社も立ち上げた。 発案者は大阪市に住む中原美智子さん(45)。6歳の双子の男児の母親だ。双子を育てる大変さは想像以上で、1歳になるまで自分一人では親子の外出もできなかった。 従来の3人乗り自転車に双子を乗せたが、2度転んで怖くなった。電車に乗る時も双子用ベビーカーが場所を取るため周囲への気遣いで心身ともに疲れ切り、外出がつらくなった。「双子という理由で、私が子どもの経験を奪っている罪悪感でいっぱいだった」 従来の3人乗りは前部に年下、後部に年上の子を乗せる想定だ。双子向け自転車を探したが見つからず、2013年に「自分で作ろう」と決意。地元の自転車メーカーなどに話を持ちかけた。
東海道・山陽新幹線の座席をインターネットで予約し、Suica(スイカ)やTOICA(トイカ)、ICOCA(イコカ)など手持ちの交通系ICカードで乗車できる新サービスを、JR東海とJR西日本が9月末に始める。現在、ネット予約ができるのは年会費を払って予約サービスに登録している人に限られている。 新サービスは「スマートEX」。利用者は専用サイトで、自分のクレジットカードとICカードを登録。専用サイトなどで座席を予約し、自動改札機でICカードをかざせば乗車できる。運賃・特急料金はクレジットカードに請求される。 現在、東海道・山陽新幹線で座席予約をするには「EXサービス」を使う。そのうち主力の「エクスプレス予約」は2001年に開始。東京―新大阪間で1千円ほど安くなる割引と、出発5分前まで何度でも予約変更できるのが特長だ。08年から専用ICカードを導入し、切符なしで乗れるようにした。会員数は昨年度末
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