もし同僚があなたの給与額を知ることができるとしたら、どう思うだろうか。WSJのスー・シェレンバーガー記者が給与情報を公開する会社について、その是非を語る(英語音声、英語字幕あり) Photo: iStock / Jupiterimages もし同僚があなたの給与額を知ることができるとしたら、どう思うだろうか。もらい過ぎだと思われるのが怖いだろうか。それとも、稼いでいる額があまりにも少ないと考えているため、その額を正当化しようとするだろうか。 現在、全従業員の給与に関する情報を社内で公開する雇用主が増えつつある。9万1000人の従業員を抱える自然食品チェーン大手のホールフーズ・マーケットから、ソーシャルメディア・データ分析会社のサムオール、旅行保険比較サイトのスクエアマウス、交流サイト(SNS)予約投稿サービスのバッファーといった中小企業に至るまで、さまざまな雇用主だ。給与額を公開する狙いは