今回は、ビューの作成にチャレンジします。ビューは、いままでに作成してきたSELECT文に名前を付けてデータベース上に保存しておける仕組みです。実際に作成しながら、ビューがどのような場面で必要になるのかを確認していきましょう。 今回はまず、Productsテーブルから「欠品のリスト」を作成してみましょう。 事例解説に使用するSQL Serverのバージョンについて 今回からは、SQL Server 2000を使用して事例の解説を行っていきます。SQL Server 2000では、SQLクエリアナライザなどのツール類が大きく機能アップしていますが、基本的な機能はこれまでの連載で使用してきたSQL Server 7と変わりません。よって、現在SQL Server 7を使用している方でも、少なくとも例題のSQL文は問題なく実行できると思います。また、SQL Server 2000で拡張された機能に