1月4日(米国時間)、CES開幕前夜にMicrosoftのBill Gates会長兼CSAが基調講演を行い、ソフトウエア/デバイス/サービスがシームレスに連携するデジタル・ライフスタイル実現に向けたビジョンについて語った。 基調講演は、2010年を想定したデジタル・ライフスタイルのシナリオの紹介から始まった。まず家の中という設定からスタート。大きな壁のようなスクリーンに、子供の描いた絵や家族の居場所を示すマップ、ビデオなど、様々なデータやアプリケーションが配置されている。スクリーンはタッチ操作が可能で、手を動かすだけでビデオを携帯電話に転送したり、簡単なコミュニケーションを行える。職場では、大きな3枚の薄型ディスプレイを並べた環境で作業する。大きな画面に自分をとりまく全ての情報を表示し、IM、ビデオコンファレンス、ドキュメント共有などを駆使して能率的に仕事を処理する。最後は出張時の空港だ。