米国時間5日に1株450ドルを超えたGoogleの株式は、一般投資家にとって、もはや確実な投資対象ではなく、Tiffanyで売られている高価なダイヤのような存在になっている。 この問題に対処する確実な方法は、株式分割を実施し、1株あたりの価格を下げるというものだろう。しかし、金融分野の専門家らはその可能性を否定している。Google株に対する買い意欲が依然として旺盛なことから、同社幹部には株式分割を行う理由はほとんどなく、また彼らは哲学的な理由から分割に反対するかも知れない。 ジョージタウン大学の助教授で金融学を教えるJames J. Angelは、「Googleの株式は、これだけの高値でも問題なく取引されている。その点では、『(Googleの幹部らは)何も悩む必要はない』と言えるだろう」とした上で、「株式分割など大した効果はないだろうから、行う必要はない」と付け加えた。 しかし、株式を公