では様々なジャンルの音源を聴いていこう。 まずは本機のホームであるコンテンポラリーなダンス・ポップス、Lady GaGa「Monster」。これは問答無用の説得力だ。大きく広がってそこから包み込んでくるような音場に、そのイヤークッションの感触とも重なる柔らかな重低音が躍動する。 特に音場描写は失礼ながら予想外の充実。何しろ広がりがあり、圧迫感や音像の密集感を感じさせない。これは他の音源でも期待できそうだ。 では次はやはり重低音の再現が求められる音源ということで、メタル系からMETALLICA「Enter Sandman」を試聴。こちらでも音場描写の良さはやはり際立つ。音像の立体的な重なりまでも感じさせ、ヘッドホンとしては最上級の音場感だ。特にこの曲を象徴するギターのクリーントーンによるアルペジオは、音場の中での立体感、音色自体の立体感、共に素晴らしい。 ディストーションギターのザクザク感は
Photo by L'Amour Olivia on Flickr. Some rights reserved Though it was touted as going head-to-head with Apple's iTunes, Sony today did nothing of the sort. It didn't even go toe-to-toe with Spotify. The launch of its Music Unlimited streaming service in the UK and Ireland has all four major record labels on board – but it's not giving anything away for free. Not a jot. Not even 30 seconds, as Sky'
この記事は、「日経トレンディ8月号」(2010年7月3日発売)特集「新製品10番勝負!」の一部を転載したものです。情報は基本的に発売日時点のものになります。 一眼レフカメラからレフミラーを取り除いて小型化した「ミラーレス一眼カメラ」。一眼初心者の支持を集めて、今では一眼カメラ市場の2割を占めるまでに成長した。6月にはソニーが新製品を投入し、パナソニック、オリンパスイメージングとの三つどもえの戦いになっている。 ミラーレス一眼は一眼レフと同じではない。例えばAF(オートフォーカス)方式の違いから、「動いている被写体にピントを合わせるのは、従来の一眼レフのほうが得意。運動会で決定的な瞬間を撮る用途には、ミラーレス機は向かない」(デジカメ評論家の北村智史氏)という側面がある。 またミラーレス一眼は、初号機が誕生して2年にも満たない発展途上の製品ジャンル。各機種にどんな弱点が隠れているかわからない
移動中でも外出先でも、周りの音に煩わされることなく快適に音楽を楽しむ――。iPodをはじめとするデジタルオーディオプレーヤーの普及もあり、ノイズキャンセリングヘッドフォン/イヤフォンは市場でもある程度の存在感を得ているようだ。 ソニーの「MDR-D500D」もそうしたノイズキャンセリングヘッドフォンのひとつ。同社は約1年前に“騒音を約1/6に低減”をうたうMDR-NC60を投入しているが、新製品ではさらに改良を進め、処理をフルデジタル化することで騒音カット能力を“約99%低減と高めたほか、音質の向上も果たしたという。 “99%カット”の秘密を開発陣に尋ねた。 スタートは15年前 「実は15年前にデジタル化の試作は完了していたのです」(角田氏) フルデジタル処理のノイズキャンセリングヘッドフォンは本製品が世界初となるが、その基礎は15年前に完成していた。ただ、装置のサイズも消費電力も大きなも
図1 ソニー 情報技術研究所 通信研究部 統括部長の小高健太郎氏(左)と,通信研究部 R&D推進室 通信システム担当部長・室長の岩崎潤氏(右) 久々に,ソニーらしい技術が現れた――。 2008 International CESでソニーが出展した近距離無線技術「TransferJet」のデモを見たときの,記者の率直な印象である。 TransferJetは超広帯域無線(UWB)の一種で,通信距離は最大3cmと短いながら,実効データ伝送速度で375Mビット/秒という超高速伝送を実現できる(Tech-On!関連記事)。 記者が「ソニーらしい」との印象を持った理由は,既存の業界標準技術にこだわらず,ユーザーの使い勝手をとことん追求した技術であることだ。 UWB無線を用いる技術には「Wireless USB」があり,ソニーも同規格の策定に参加している。だがソニーはあえて,独自技術の開発を手がけた。い
ソニーが発売した有機ELテレビ「XEL-1」(→レビュー記事)は、次世代テレビの幕開けを告げるエポックメイキングな製品だ。既に実物を見た人なら、その薄さはもちろん、今までの薄型テレビとは異なる画質に気づくだろう。高いコントラスト性能や色再現性、フルハイビジョンの4分の1という解像度に似合わない高い精細感――。 今回はXEL-1の画質や製品コンセプト、そして有機ELの大画面化について詳しい話を聞いた。インタビューに応じてくれたのは、同社ディスプレイデバイス開発本部基盤技術開発部 先端プロセス開発課 プロセス技術マネジャーの松尾圭介氏、そして同社テレビ事業本部商品企画部 FTV商品企画課プロダクトプランナーの酒井博史氏だ。 ソニー、ディスプレイデバイス開発本部基盤技術開発部 先端プロセス開発課 プロセス技術マネジャーの松尾圭介氏(左)とテレビ事業本部商品企画部 FTV商品企画課プロダクトプラン
2007年最初の家電ショー International CES 2007にてお披露目された白くて丸い VAIO TP1。ソニーが"テレビサイドPC"と呼ぶように、リビングの大画面テレビに接続して利用する使い方と、テレビ横に置いてもパソコンらしさを感じさせないデザインが注目を集めた。そんなTP1を体感してみよう。 丸いデザインにPCとしての機能、家電としての機能を濃縮 店頭販売モデルのVGX-TP1 今回の評価機はアナログチューナー搭載モデル「VGX-TP1」となる。デジタル / アナログチューナー搭載モデル「VGX-TP1DT」はVGX-TP1に地上・BS・110度CSデジタルチューナー「VGF-DT1」をセットにしたモデルだ。VGX-TP1は、直径約27cm×高さ約9cm、DT1は直径約27cm×高さ約5cm。2つが重なるVGX-TP1DTは直径約27cm×高さ約14cmのホールケーキ状
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く