理化学研究所について 理化学研究所(理研)は1917(大正6)年に我が国の産業の発展に資することを目的に設立され、以来、日本で唯一の自然科学の総合研究所として、幅広い分野において基礎から応用までの研究を進めてきました。また、最先端の研究開発基盤を開発・整備し、大学や産業界などの利用に供することや研究に必要な生物材料を収集・保存・提供するなど、我が国の科学技術の向上に貢献してきました。 発行する郵便切手のデザインについて (1)黎明期の理化学研究所の製品 大正末期から昭和初期にかけて、理化学研究所の研究成果を基に生み出された製品です。いずれの製品も当時の人々の生活の中で使われ、また、研究所の経営を財政面で支えました。 理研ヴィタミン(ビタミンA)、ピストンリング(自動車、船舶などの内燃機関に使用)、ウルトラジン眼鏡(紫外線カット)、アイエム泉効計(温泉成分の測定)、アルマイト製品(レコード盤