電機大手の「パナソニック」は、2023年6月をめどに炊飯器の国内生産を終了し、中国・杭州の工場に生産を移管することが明らかになりました。 同社は、炊飯器の上位モデルを中心に兵庫県加東市の工場で生産を行っているものの、少子化や米食の減少で国内市場が縮小するなか、グローバルでの生産効率化が必要と判断し今回の決定に至ったようです。 同社は、1956年に炊飯器の生産・販売を開始し、1988年には世界で初めてIH炊飯器を発売しました。今後は、下位モデルを生産するインドの工場と合わせ、アジア市場に軸足を移す考えです。 「国内リストラ」の最新記事 不二ラテックスが栃木工場を閉鎖、希望退職で31名を削減へ (24/08/30) 東証スタンダード上場で医療機器・精密機器製造の「不二ラテックス」は、2... 東北新社が希望退職者の募集による100名の削減へ、今年2度目 (24/08/30) 東証スタンダード上

東証プライム上場の自動車メーカー「三菱自動車工業」は、小型乗用車「ミラージュ」の国内販売を終了すると発表しました。 1978年に発売のミラージュは、同社の主力小型車として、国内では2002年まで生産・販売を継続しました。また、2012年にはタイで生産し、日本へ輸入するかたちで販売を再開すると、同モデルは国内で約5万7000台を販売しました。 しかし、近年は販売が大きく低迷していることに加え、国内法規への対応が困難となったことから販売終了の決定に至ったようです。 今後は、2023年2月にタイでの日本向け生産を停止し、以後は在庫の販売をもって終了となります。なお、日本以外の市場向けには生産・販売を継続する予定です。 「国内リストラ」の最新記事 不二ラテックスが栃木工場を閉鎖、希望退職で31名を削減へ (24/08/30) 東証スタンダード上場で医療機器・精密機器製造の「不二ラテックス」は、2.

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2022年に法的整理を申請した上場企業は、8月に破産手続の開始決定を受けたバイオベンチャーの「テラ」（当時：東証スタンダード）の1社となりました。 また、業績悪化などを要因とする上場廃止は、前述の「テラ」とマニュアル制作の「グレイステクノロジー」（粉飾による四半期報告書の提出遅延）の2社となり、2021年の3社から減少しました。 一方、事業再生ADR手続を申請した上場企業は、医薬品メーカーの「日医工」（東証プライム）の1社となり、2021年の1社から横ばいとなりました。 過去の上場企業倒産：2021年（0社）｜2020年（2社）｜2019年（1社）｜2018年（1社）｜2017年（2社）｜ 2016年（0社）｜2015年（3社）｜2013年（4社）｜2012年（6社）｜2011年（6社）｜2010年（10社）｜2009年（20社）｜2008年（33社） 「国内倒産」の最新記事 岡山の「EI

不景気.com - 京都の老舗蒲鉾店「茨木屋」が弁護士一任、負債7億円 | 国内倒産 - 自己破産・民事再生・会社更生など企業の倒産情報 | 京都, 倒産, 破産, 食品 信用調査会社の帝国データバンクによると、京都府京都市に本拠を置く蒲鉾製造・販売の「株式会社茨木屋」は、1月24日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。 1869年（明治2年）に創業の同社は、京蒲鉾の老舗業者として知られ、京都・寺町と京都市内の百貨店内に計3店舗の直営店を構えるほか、全国のスーパーや百貨店を取引先として卸売りを手掛けていました。 しかし、消費者の嗜好変化による需要の落ち込みに加え、原材料をはじめとする各種コストの増加で採算が悪化すると、新型コロナウイルス感染症の影響による外食産業からの受注減も重なり資金繰りが逼迫したため、これ以上の事業継続は困難と判断し