ことし1月に発売したゲーム「Palworld」が複数の特許権を侵害しているとして、任天堂は、「ポケットモンスター」のブランドを扱う会社「ポケモン」と共同で、開発した企業に対し、侵害行為の差し止めと損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしたと発表しました。 「Palworld」はことし1月に発売されたゲームで、翌月には「総プレイヤー数が2500万人を超えた」と公表されるなどヒット作として話題となっていました。 発表によりますと、任天堂とポケモンは、このゲームが複数の特許権を侵害しているとして、開発した企業の「ポケットペア」に対し18日、侵害行為の差し止めと損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしたということです。 任天堂は、「十分な調査を行ったうえで提訴する判断に踏み切った」としていますが、その経緯や特許権侵害に関する具体的な内容などは裁判に影響を及ぼすとして明らかにしていません。