『藩制一覧表』による。高橋梵仙氏によれば、明治3年9月の県の調査で、穢多・番主・非人の総計が944人とされている。 2. 歴 史 (1) 城下町に比較的大きな部落 会津若松、米沢、鶴岡・酒田、弘前、仙台、秋田、角館、盛岡、(白河 平 福島 会津地方) (大山 上の山) ● 城下町と街道筋というシェーマで良いか? (2) 戦国期までさかのぼる部落 ① 会津I町 ― 100戸を超す。 ● 「芦名盛氏の時代に黒川城の近くにあった」→ 現在地に移転 ● 蒲生氏郷に従って、近江から来た、という伝承あり(否定する声もある)。 ● 浅草、木下川など東京東部の被差別部落に ② 米沢市 ― 市のかっての郊外 現在は100戸を超す ● 紫屋又三郎 ― 上杉氏に従って来たと語られている。 越後・春日山城・砂山=勘兵衛町 → 高田(上越市)・太鼓屋=紫勘兵衛 ③ 秋田 久保田城下に移動したとの記述(『梅津政景日