新型コロナウイルスのワクチン接種が世界最速のペースで進むイスラエルで12日、接種から2週間を超えた人は、2週間以内の人と比べ、感染者数が少ないことが報告されました。 イスラエルでは先月下旬にワクチンの接種が始まり、地元メディアによりますと、これまでに人口の2割を超える188万人あまりが1回目の接種を済ませています。 こうした中、保健省が12日、ワクチン接種に関する暫定数値を発表しました。 それによりますと、接種から7日以内に感染が確認されたのが4484人、8日から14日以内が3186人だったのに対し、15日から22日経過した人では、感染者数は353人だったということです。 また、ワクチン接種後に入院した人は375人でしたが、そのうち、接種から2週間を超えている人は7人だったとしています。 一方、副反応については、頭痛や発熱などのほか、顔面神経まひが14例、けいれんが5例報告されているという
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