ブックマーク / www.jigowatt121.com (7)

  • 感想『ガールズバンドクライ』 同期する映像も、解像度の高い音楽も、構造美な脚本も、このアニメに全部、全部、ぶちこめ! - ジゴワットレポート

    ゴールデンウィークが明けた頃だったか。YouTubeで偶然目に入った動画をなんの気なしに再生し、度肝を抜かれた。 なんだこれは。バンドを題材としたアニメのライブシーンらしいが、世の中にはこんな映像が存在するのかと。邦のTVアニメでこのカメラワークが成立するということは、つまりモーションキャプチャーで動きを撮っていると思われるが、それにしても演出がえぐすぎないか。楽器の質感、ディテールもどうだ。照明に照らされて舞う埃にはもはや執念すら感じる……。 www.youtube.com 何度か繰り返して観ると、その作り込みや凝りように舌を巻くばかり。 この手の映像が陥りがちな「観客がゾンビのようなコピペに見える」ことはなく、むしろスマホを思い思いにかざして録画しているのがイマドキではっとさせられる。前奏で背中を見せ腕を突き上げるボーカルの女の子が、足元のアップで観客側に振り向く。ドラムの横にパソコ

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    tanaka-2 2024/07/06
  • 感想『ゴジラ-1.0』 山崎貴監督が語る「ゴジラとはなにか」。東宝の映画スター、その価値が最大化される銀幕にて - ジゴワットレポート

    『シン・ゴジラ』から7年である。 加齢に従い「もう7年?」と驚きつつ、ゴジラというコンテンツにおいては「まだ7年?」というリアクションが発生する。このたった7年間で、ゴジラに対するスタンスや気構えのようなものは、随分と変化した印象を受けるからだ。 2004年の『ゴジラ FINAL WARS』で一旦のシリーズ終了を宣言したゴジラシリーズは、2014年のギャレス・エドワーズ監督による『GODZILLA』で銀幕に復活する運びとなった。奇しくも国産巨大特撮は冬の時代に突入しており、ゴジラを始めとする怪獣映画や、円谷のウルトラマンもTVシリーズが制作されず、全体的な供給が薄かった時勢だ。ジャンルとしては2013年の『パシフィック・リム』が界隈を騒がせ、その翌年に『GODZILLA』が続いたこともあり、国内巨大特撮の未来を憂う風潮が加速していたことは否めない。そんな時勢に公開された2016年の『シン・

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    tanaka-2 2023/11/08
  • オレたちリーマンショック入社組 - ジゴワットレポート

    ーーー東京から離れた地方、田舎の会社。末端管理職・結騎 了は、自らの理想を実現させるべく、所属部署の業務改善に取り組んでいた。しかし、結騎より年上となるある部下は、仕事へのこだわりが強く、数年にわたり、山のような帳票を全て電卓で計算していた。マイクロソフト社が提供する表計算ソフト「エクセル」を使用すれば、毎回のように半日を要するその仕事が一時間ほどで終わるのは明白であった。年功序列が根強い風土で、年上の部下との接し方に苦悩する結騎。このままでは、部署の改善は全うされない。意を決して提言するしかないのか。それは、結騎が末端管理職として生き残る、唯一の道だったーーー。 業 務 開 始 か ら 3 時 間 後 結騎「部下さん、すみません。ちょっといいでしょうか?」 部下「はい、なんですか?」 結騎「いつものその作業・・・。集めた帳票の数字を積算する、うちの部署でも大事な仕事ですけど。その作業、エ

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    tanaka-2 2020/07/11
  • ついに娘がプリキュアに興味を持ち始めた - ジゴワットレポート

    気づけば早くも3歳になる娘が、「ついに」と言うべきか、「いよいよ」なのか、プリキュアに興味を持ち始めた。この時が来たのか。なんだこの妙な感慨深さは。 というのも、私も長らくニチアサ枠を観る人生を送っている訳だけど、プリキュアだけは未履修なのです。ライダーや戦隊と時間帯が同じなので大小様々なコラボがあるし、もちろん視聴者層も被っており、ネットで話題になることも多いシリーズ。いつかはその流れで観る日も来るのだろう、と思いつつ、のらりくらりと「観ないまま」の状態が続いていた。 大学時代の後輩からは「いい加減Blu-ray BOXを送りつけますよ!?」と脅され、Twitterのフォロワーからは「いつ娘さんと一緒に観るんですか!?」とせっつかれる。長年そんな状況にあったが、ついに娘が興味を示した。それは、『スター☆トゥインクルプリキュア』のEDテーマ、『教えて…!トゥインクル☆』。『仮面ライダーゼロ

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    tanaka-2 2020/02/27
  • 構想28年の大作『古代戦士ハニワット』と平成仮面ライダーのエッセンス - ジゴワットレポート

    武富健治先生の新作『古代戦士ハニワット』の単行がついに発売となった。 武富先生といえば、言わずと知れた名作『鈴木先生』の著者その人である。『鈴木先生』は、原作はもちろんのことドラマも映画も何周もするくらい好きな作品。そんな武富先生の新作がヒーロー物となれば、チェックしない訳にはいかない。 しかしこの『古代戦士ハニワット』という作品は、今回新たに出てきた作品ではない。書の作者あとがきにもあるように、構想期間は実に28年。武富先生が小5の頃に書いた『原始戦士ハニワット』という作品が元になっているという。その後も、『古代戦士ハニワット』とタイトルを改め自費出版で発表するなど、並々ならない思い入れがあるとのこと。カバーを外した表示部分には中2の頃に書いたハニワットが載っており、非常に微笑ましい。 スポンサーリンク 私が『古代戦士ハニワット』の存在を知ったのは、武富先生が論客として参加されていた

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    tanaka-2 2019/04/30
  • 田舎オタクの苦しみ。都会への嫉妬に気が狂いそうになる、そんな時もある。 - ジゴワットレポート

    都会に住みたいなあ、と、2日に1度は思っている。いや、嘘をついた。おそらく日に5回は思っている。 自分という人間を構成する要素として、オタクな部分は決して少なくない。漫画を読んで、小説を読んで、映画を観て、フィギュアをいじって、オタク語りができる人間と語らって。そんな時間をある程度は確保していないと、自分という人間が少しずつ溶けて無くなっていくような、そんな感覚がある。 なので、仕事が忙しくて趣味の時間が取れない時期などは、睡眠時間を削ってでも映画を観たり漫画を読んだりする。そうしないと、どこかのタイミングで自分を保てない瞬間が訪れそうな、薄い予感がする。 その点、田舎住まいは辛い。「いや、そう思うなら都会に引っ越せよ」と、読者諸賢は思うかもしれない。あのね、できるならやっている。やれないから嘆いているのだ。人には事情というものがある。今は、この辺境の地で仕事に勤しんで家族を養うのが私の第

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    tanaka-2 2018/10/07
  • 自分のブログの文章がそっくりそのまま動画になってYouTubeに転載されていた - ジゴワットレポート

    昨日、ブログに設置しているお問い合わせフォームに、読者の方からご連絡を頂戴した。 こういう形でブログを読んでくださっている方とコンタクトを取る機会もそうそう無いので、内心ワクワクしつつ、中身も別な意味でワクワクするものだった。 内容は、「映画の感想が丸ごと動画になって転載されています」というもの。 この方は、「ご人が知らないままというのはあまりに問題があるのでは」という思いから、フォーム経由で連絡してくださいました。直接メールにてお返事もしましたが、重ね重ね、ありがとうございます。 スポンサーリンク スポンサーリンク 該当の動画を見てみると、びっくり。マジでそっくりそのままコピペでした。 いつの間にかYouTubeデビューを飾っていたのは、先日の『アマゾンズ』感想記事。 www.jigowatt121.com これのネタバレに該当する部分、累計約1,500字が動画と化しました。ジゴワット

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    tanaka-2 2018/05/23
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