ブックマーク / reki.hatenablog.com (3)

  • 2022年読んで良かった「ベストブック」10冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    2022年度に読んで面白かった個人的ベストを発表します 早いものでもう年末です。今年度は「働き方改革」の人類史というを執筆&出版したのですが、そのために読書の種類がやや偏ってる感が否めません。とはいえ、「これはすごい」というはいくつもありましたので、ご紹介します。 ちなみに私が今年読んだということなので、2022年以前に出版されたも数多く含みます。その点あらかじめご了承ください。 1.『新疆ウイグル自治区』 中公新書 熊倉 潤 著 リンク 近年、政治だけでなく経済的にもウイグル問題が注目されるようになっています。中国当局によるウイグル人のジェノサイド、そして思想的改造に対し、抗議の意味を込めて政治的なアクションを取る場合もあれば、ウイグルに工場を持つ企業に対するボイコットや取引禁止をする場合もあります。特に欧米が主導するダイバーシティだったり少数派の権利の尊重といった文脈から中国

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  • 中世・キリスト教の聖人たちの凄いエピソード - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    マンガのような中世の聖人たちの活躍物語 皆様ご存知の通り、聖書はモーセやイエス・キリストなどのミラクル・エピソードが目白押しですが、中世ヨーロッパにも負けず劣らず凄い聖人たちの話があります。 それをそのまま歴史として見ることは難しいですが、当時の人の神への畏怖と、偉い神父様を称える気持ちがお話になっている感じがします。 1. アンティオキアのマルガリータ 絶対死なない不死身の修道女 アンティオキアのマルガリータは現在のトルコ・アンタクヤに5世紀頃に住んでいたとされる修道女で、いかにも伝説的なお話が多いので当に実在したかどうかよく分からない人物です。 彼女が有名なのは、「絶対に死なない」不死身の逸話によるもの。 彼女は若い頃から熱心なキリスト教徒でしたが周囲から疎まれ、ある官吏から棄教する代わりに結婚を申し込まれますがこれを断ってしまいます。怒った男はマルガリータに拷問をして地下牢にぶちこ

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  • 2016年に読んで面白かった本&よく読まれた記事 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    歴ログの今年の振り返りをしてみます 年末に今年の振り返りをするのが恒例?になってます。 恒例といっても3回目なのですが。 今年は仕事と私生活がメチャクチャ忙しくて、更新の頻度をガクッと落とした年でした。その分品質を上げようと努力したんですがあんま上がってないので、ただ量が少なくなっただけでした。すいませんでした。 は週2〜3冊のペースで読んでいるんですが、あんまり世界史に関係ないも読んでいました。 ということで、2016年のブログの振り返りと今年読んだ記事をまとめてみます。 2016年度に読んで面白かった 今年は直接ブログのネタになるようなだけでなく、あんま関係のないを結構読んでました。特に辺境作家の高野秀行さんのを凄く読んでました。 1: 「 世界の辺境とハードボイルド室町時代」 高野秀行,清水克行 集英社 世界の辺境とハードボイルド室町時代 作者: 高野秀行,清水克行 出版

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