2021年4月2日のブックマーク (5件)

  • ヒト胚研究の重要な倫理指針 「14日ルール」 ついに見直しか

    Scientists plan to drop the 14-day embryo rule, a key limit on stem cell research ヒト胚研究の重要な倫理指針 「14日ルール」 ついに見直しか 「ヒトの胚は14日以上培養してはならない」。近年のヒト胚研究の多様化と発展に伴い、過去40年に渡って遵守されてきたルールがついに緩和されようとしている。 by Antonio Regalado2021.03.24 52 43 2 3 2016年、マグダレナ・ゼルニカ=ゴッツ教授は、研究室のシャーレでヒトの胚を誰よりも長期間培養することに成功した。ケンブリッジ大学に属するゼルニカ=ゴッツ教授のチームは、小さな球状の胚を培養器内で特別な液体に浸しながら、来る日も来る日も胚の成長を見守り、それまでのすべての記録を破ったのだ。胚は、子宮に着床するかのごとくシャーレにくっつき、

    ヒト胚研究の重要な倫理指針 「14日ルール」 ついに見直しか
    tanayuki00
    tanayuki00 2021/04/02
    技術的に可能になったことに、いつまで蓋をしていられるか。「いまだに探求されていない領域が、研究の動機につながっている」「胚はちょっとしたブラックボックスですから、研究者たちはそうした領域を解明したい」
  • 瓶の中で12日間育てられた 「マウスの胚」 人工子宮の扉は開くか

    A mouse embryo has been grown in a jar—humans could be next 瓶の中で12日間育てられた 「マウスの胚」 人工子宮の扉は開くか イスラエルの研究者が、子宮外での哺乳類胚の培養記録を更新した。ヒト胚に応用できる可能性があるといい、倫理的な問題が山積みの「人工子宮」研究に影響を与えそうだ。 by Antonio Regalado2021.03.26 49 10 1 1 写真だけでも、そのすごさが伝わってくる。拍動する心臓細胞、頭部、四肢の元となる細胞群(肢芽)を持ったマウスの胚が、ガラス瓶の中で生存し、成長している。 この写真を撮影したイスラエルの研究グループによれば、研究者らは、マウスの自然な妊娠期間の約半分に相当する11~12日もの間、人工子宮内でマウスを成長させたのだという。 これは子宮外での哺乳類の胚発生の最長記録であり、研究チ

    瓶の中で12日間育てられた 「マウスの胚」 人工子宮の扉は開くか
    tanayuki00
    tanayuki00 2021/04/02
    ヒト胚を使った臓器培養が実現すれば「わたしを離さないで(Never Let Me Go)」の悲劇は回避できるかもしれないが、別の問題が出てくるはず。
  • 労働者襲う新たな産業革命 デジタルの富、社会に広く パクスなき世界 繰り返さぬために(2) - 日本経済新聞

    あなたは進歩を歓迎しますか――。「壊滅的な打撃だ」。英西部ウェールズのスケーツ経済相は危機感をあらわにした。約40年にわたって地域経済を支えてきた米フォード・モーターのエンジン製造拠点、ブリジェンド工場が2020年9月に閉鎖になったときのことだ。【前回記事】18世紀後半から始まった産業革命。ウェールズは産炭地としてエネルギー供給で貢献した。フォードは100年前に世界初の量産車を世に出した20世紀を代表する企業だ。産業構造の転換期、ともに岐路に立つ。大量生産を通じ物質的な豊かさをもたらした製造業は、社会の安定と繁栄を支える力を失いつつある。英国では1960~70年代に雇用全体の3割近くを占めたのが近年は

    労働者襲う新たな産業革命 デジタルの富、社会に広く パクスなき世界 繰り返さぬために(2) - 日本経済新聞
    tanayuki00
    tanayuki00 2021/04/02
    「生み出す付加価値の差は賃金に反映される。米労働省の19年の統計によるとコンピューター・情報関連の職種の年収(中央値)が8万8千ドルにのぼるのに対し、製造部門の職種は半分以下の3万6千ドルと大差がついた」
  • 酷似する危機の予兆 豊かさ90年ぶり低迷 パクスなき世界 繰り返さぬために(1) - 日本経済新聞

    20世紀の初頭、技術革新や産業構造の転換でグローバル化が進んだ半面、急速に広がった格差への不満や新興国の台頭は2度の大きな戦争の土壌となった。米国と中国が激しく対立するいま、古代ローマで「パクス」と呼ばれた平和と秩序の女神からほほ笑みは消えた。歴史は繰り返すのでしょうか――。【次回記事】第2次世界大戦が始まる2年前の1937年。ドイツにいた米国人記者ウィリアム・シャイラーは9月27日の日記に、ナチスが欧州を支配しかねないと警告しても実業家らに信じてもらえず「みんな笑うのだ」との嘆きを書き残している。振り返ると突然にみえる危機にも必ず予兆はある。問題はそれになかなか気づけないことだ

    酷似する危機の予兆 豊かさ90年ぶり低迷 パクスなき世界 繰り返さぬために(1) - 日本経済新聞
    tanayuki00
    tanayuki00 2021/04/02
    大恐慌→1931年の1人あたりGDPは世界の79%の国で前年より減った。独仏の所得上位1割が国民所得の4割を占めた。/コロナ→2020年の1人あたりGDPは85%の国で前年より減った。(米国の上位1%は国民所得の2割以上を占める)
  • 中国、融資に「秘密条項」多用 途上国と不平等契約 - 日本経済新聞

    中国が発展途上国向けに融資する際、中国にとって有利な返済条件となる「秘密条項」を多用していることが明らかになった。中国経済の成長が鈍るなか、対外融資でも債権回収を重視するようになったことが背景にある。中国優位の融資契約は、「債務のワナ」に陥った途上国の債務再編を難しくしている。米ウィリアム・アンド・メアリー大学に拠点を置く研究機関エイドデータが3月31日、報告書を公開した。中国の対外融資は「契

    中国、融資に「秘密条項」多用 途上国と不平等契約 - 日本経済新聞
    tanayuki00
    tanayuki00 2021/04/02
    「米ボストン大学の研究者は、国家開発銀と輸出入銀の2行による海外向け開発融資額がピークだった16年(750億ドル)から19年には40億ドルに急減したと算出する」