ニューラルネットワークの構造を自動的に探索するNAS(ニューラル構造探索:Neural Architecture Search)。AI研究者の清水亮氏が、人工生命(A-Life)における遺伝的アルゴリズムにおいても、ニューラル構造探索が有効かどうかを検証した。 by Ryo Shimizu2023.01.13 15 15 最近、世の中のAI研究の流れが、急激にNAS(Neural Architecture Search)、つまり「ニューラル構造探索」に傾いているように感じる。 これまで、AIの、特にディープラーニングで用いられるニューラルネットの研究と言えば、研究者自らがニューラルネットの構造を設計し、実験しながらその性能や意味を確かめていた。 ディープラーニング以前のAIの画像認識アルゴリズムの場合は、それに加えて、人間の研究者が「特徴量」と呼ばれる量、つまり画像のどの部分を特徴としてと