「This Is America」の衝撃 「これがアメリカだ」 そう名付けられた一曲のミュージックビデオが、世界中に大きな衝撃をもたらした。 チャイルディッシュ・ガンビーノが公開したその曲「This Is America」は、彼のツイッターで告知されると瞬く間に拡散された。 銃規制や人種差別など、アメリカ社会が抱える問題を痛烈に描き出したミュージックビデオは、公開後1週間で8500万回、1ヵ月で2億回以上の再生回数を叩き出している。 同曲は全米シングルヒットチャートの「Billboard Hot 100」で初登場1位となり、その後も2週連続1位を記録した。 この「This Is America」の衝撃とは何だったのか。 トップレベルの評価と人気を集める人物 それを紐解くためには、まず、チャイルディッシュ・ガンビーノの足跡を辿る必要がある。 「チャイルディッシュ・ガンビーノ」は、俳優ドナルド
『夏フェス革命 ―音楽が変わる、社会が変わる―』(blueprint:発行、垣内出版:発売) 盆休み前後の風物詩となったロックフェスティバル、通称「夏フェス」に参加したことがある人は、「ロック」という言葉から程遠い様相を目の当たりにしたのではないか。ロックバンド以上にJ-POP歌手やアイドルが集客を収め、飲食屋台からトイレ、休憩所にいたるまで快適な空間が広がっている。どこまでも混沌とした欧米のロックフェスと日本の夏フェスは別物なのだ。その結果、夏フェス黎明期を知る音楽ファンも現状に違和感を覚えている。かくいう筆者もその1人である。 ブロガーとして脚光を浴び、今では音楽メディアでの寄稿も数多いレジー氏、初の単行本『夏フェス革命 ―音楽が変わる、社会が変わる―』(blueprint:発行、垣内出版:発売)は夏フェスの転換について考察した読み応えのあるレポートだ。長年、夏フェスの現場に足を運び続
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く