スマートフォンとは全く別の領域でも,Androidをベースにしたネット端末投入が始まっている。NTT東日本のデジタル・フォトフレーム「光iフレーム」(仮称)や,NECビッグローブの「クラウドデバイス」(写真1)がそれ。既に両社ともモニター・ユーザーに端末を配布して試験サービスを提供している。どちらの端末もタッチパネル型で,位置付けはスマートフォンとパソコンの中間。ユーザーが手軽に持ち歩けて,各種の情報やコンテンツを簡単に表示できることを重視している。 ISP関連事業を手掛けるフリービットも,同社が開発したマルチデバイス対応のWebサーバー・ソフト「ServersMan」を標準搭載したAndroid端末の提供を計画している。同社は既にServersManを搭載したビデオカメラを提供するなど家電事業を展開中。Androidでも同様の取り組みを考えている。 さらに今後は,特定のWeb関連サービス