母は、身長や体形が私とほぼ同じで、服の趣味も似ています。一緒に買い物に行ったり、服を兼用したりすることも。むしろ、母の方がスタイルがいいかもしれません。 普段はゆっくり話すこともありませんが、仕事のことなど、ちょっと悩んだ時に遠回しに話をすると、一番聞きたかったことを言ってくれます。私のことを一番よく見て、理解しているのは母だと思います。 反抗期だった中学時代、一方的に不満をぶつけていたときに、母は黙って聞いてくれました。今もささいなことでぶつかることがありますが、仕事をしながら私たちの世話をしてくれる母を尊敬しています。母の負担を減らすため、自分でできることはやろうと思います。(聞き手・針原陽子)