財団法人日本原子力文化振興財団という香ばしい団体がある。 当団体のWEBサイトによると 日本原子力文化振興財団は、原子力の平和利用に関する知識の普及啓発を行い、その必要性についての認識を高め、原子力が明るい文化社会の形成に寄与することを目的として、昭和44年(1969年)7月に設立されました。 地球環境への負荷の小さいエネルギーである原子力に、国民の積極的な支持と協力を得るためには、きわめて幅広く、かつ多岐にわたる活動が求められます。当財団は、発足以来、設立の趣旨にのっとり、多種多様な事業を展開し、原子力への理解を深め、不安や疑問を払拭していただくための努力を続けてまいりました。 ――なのだそうで、「原子力文化」なる特異な概念を駆使しつつ、いろいろと不思議な活動を続けている。こんな財団法人はいつ無くなってもおかしくないので、今のうちに入手しておくべき同団体の出版物を2冊紹介します。 原子力