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ブックマーク / www.highriskrevolution.com (11)

  • サンクリの新刊 | Colorful Pieces of Game

    サンクリ用の新刊作った 新刊のタイトルは『書籍「ゲーム歴史」を批判する。概論』。 パイロット版とか準備号とかいろいろ考えたんだけど、まあ概論でいいかなと思って、このタイトルになった。 批評ではなく批判なのは、そのほとんどが事実として明らかに誤っているところ及び、自分が「?」と思ってソースが見つからなかったと指摘しているところだからだ。 要は批判しかないのに批評って言い方はないって話だ。 20ページほどので、ここしばらくずっとやっていた、岩崎夏海・稲田豊史両氏の書いた「ゲーム歴史」1についての批判をまとめて縮めて、さらに2,3の簡単な批判をつけて、全体の概論として「どれぐらいこのが事実と比べておかしなことが書かれているのか」を説明した内容だ。 先に書いておくと、概論で、2・3についても触れたと書いたけれど、あまりに誤謬が多く、かつ問題のある内容なために、ページ数が全然足りなくて、後半

  • 書籍「ゲームの歴史」について(4) | Colorful Pieces of Game

    このテキストは岩崎夏海・稲田豊史両氏による『ゲーム歴史』の1、2、3の中で、ゲーム歴史的に見て問題があり、かつ僕が指摘できるところについて記述していくテキストだ。 該当のは、ハッキング・箱庭・オープンワールド・疑似3D・2Dなどの通常のゲーム&コンピュータ用語に筆者の独自解釈が含まれていて、それを筆者の都合に応じて定義をいじりながら論を展開するために、極めて独特の内容になっている。 例えば3D描画で背景をテクスチャで埋めると3D+2Dの疑似3Dになると言われたら、普通のゲーム屋なら目を白黒させるだろう。ただ、それは筆者の主張なので「自分はそこは批判はしないが、筆者の見方には全く同意できない」とだけ書いておく。 なお、該当のの引用部は読みやすさを考慮してスクリーンショットからonenoteのOCRで文字の書きだしをしたものを僕が修正したものになっている。なので校正ミスで文と若干ずれ

  • 書籍「ゲームの歴史」について(1) | Colorful Pieces of Game

    このテキストは岩崎夏海・稲田豊史の両氏による『ゲーム歴史』の1、2、3の中で、ゲーム歴史的に見て問題があり、かつ僕が指摘できるところについて記述していくテキストだ。 該当のは、ハッキング・箱庭・オープンワールド・疑似3D・2Dなどの通常のゲーム&コンピュータ用語に筆者の独自解釈が含まれていて、それを筆者の都合に応じて定義をいじりながら論を展開するために、極めて独特の内容になっている。 例えば3D描画で背景をテクスチャで埋めると3D+2Dの疑似3Dになると言われたら、普通のゲーム屋なら目を白黒させるだろう。ただ、それは筆者の主張なので「自分はそこは批判はしないが、筆者の見方には全く同意できない」とだけ書いておく。 また、これは史観なのだから実際の歴史から離れていてもいいという主張もあるかもしれないが、それは前書きの段階で無理があると言わざるを得ない。 書は、ゲーム歴史について書いた

  • 書籍「ゲームの歴史」について(2) | Colorful Pieces of Game

    このテキストは岩崎夏海・稲田豊史両氏による『ゲーム歴史』の1、2、3の中で、ゲーム歴史的に見て問題があり、かつ僕が指摘できるところについて記述していくテキストだ。 該当のは、ハッキング・箱庭・オープンワールド・疑似3D・2Dなどの通常のゲーム&コンピュータ用語に筆者の独自解釈が含まれていて、それを筆者の都合に応じて定義をいじりながら論を展開するために、極めて独特の内容になっている。 例えば3D描画で背景をテクスチャで埋めると3D+2Dの疑似3Dになると言われたら、普通のゲーム屋なら目を白黒させるだろう。ただ、それは筆者の主張なので「自分はそこは批判はしないが、筆者の見方には全く同意できない」とだけ書いておく。 なお、該当のの引用部は読みやすさを考慮してスクリーンショットからonenoteのOCRで文字の書きだしをしたものを僕が修正したものになっている。なので校正ミスで文と若干ずれ

  • 桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(7) | Colorful Pieces of Game

    桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(1)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(2)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(3)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(4)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(4.5)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(5)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(6)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(7) “Progession Wall”とはなにか? 直訳すると”進行するときの壁”とでもいうところになる。 そもそもはRPGなどで難易度の壁を作るために必要なゲームデザイン上の技術で、これが転用されて海外で極めてよく使われるマネタイズの技術になっている。 非常に基的な概念なので、まずRPGやCity Builder系でよく使われる形式でユーザーの所持金に関係するモデルを組み立てよう。 極端に単純化してあるモデルだが、ちょっと

  • “桝田方式によるユーザーストーリーの作り方” の検索結果 | Colorful Pieces of Game

    "Progession Wall"とはなにか?直訳すると"進行するときの壁"とでもいうところになる。そもそもはRPGなどで難易度の壁を作るために必要なゲームデザイン上の技術で、これが転用されて海外で極めてよく使われるマネタイズの技術になっている。非常に基的な概念なので、まずRPGやCity Bui

    tarchan
    tarchan 2022/04/26
  • 『迷宮組曲』・連射測定の謎を解く | Colorful Pieces of Game

    『迷宮組曲』にはちょっとしたオマケとして、タイトル画面で連射速度を測定できるようになっていた。 <キミの連射は秒速何発?> このソフトには、直接ゲームとは関係ないけれど、楽しいオマケ機能がついているんだ。それが連射測定機能だ。タイトル画面のときに、Aボタンを押すと測定機能が働きだす。それから10秒間は、キミの全パワーをAボタンにそそぎこむのだ。10秒以上連射すると、画面の中央上部にキミの10秒間の平均連射数が表示されるんだ。だから、その数字を10で割った数がキミの1秒間の発射回数になるわけだ。これでキミの連射スピードをはかることができるんだ。ちなみに高橋名人の連射速度は秒速16.2発。キミは、名人をこえることができるかな・・・・・・。 『ゲームの説明書』より 画面の上には数字が出るだけで、リセットボタンを押す以外には消す方法もないっぽい乱暴な機能だけど、まあ当時だからOKだ(リセット以外で

  • 大魔界村の思い出 | Colorful Pieces of Game

    実はブログに一度似た内容を書いたのだけど、今回PCエンジンミニが発売されたのに合わせて、再度大幅に書き直したバージョン。 なお、合わせて昔の記事は消そうかと思ったけれど、かなり内容が変わったので、そのまま置いておくことにした。 スーパーグラフィックスの『大魔界村』は、発売はNECアベニューだったが、移植はハドソン札幌で行われていた。 ちょっと書いておくと、この当時、他の会社から発売されたがハドソンで制作されていたり、それとも管理されていた作品は実はたくさんあり、記憶しているのをぱっと並べるだけでも『ブレイクイン』(ナグザット)、『エイリアンクラッシュ』(ナグザット)、『大魔界村』(NECアベニュー)、『魔境伝説』(ビクター音産)、『鏡の国のレジェンド』(ビクター音産)などなど出てきてしまう。他にもアートやってた作品(『ラストハルマゲドン』など)もある。 実際に移植したのはコードがアルファシ

    tarchan
    tarchan 2020/04/21
    >アーケードはいわば聖書のようなもので、一字一句誤植(バグ)まで含めて再現されてしかるべき
  • イースⅠ・Ⅱ通史(19):PCエンジンCDROMの登場 | Colorful Pieces of Game

    冬コミで出すつもりの第2巻はPCエンジン版の『イースⅠ・Ⅱ』をどのように、何を考えて制作したのか、それは結果的にはオリジナルスタッフの方向と合っていたのかの答え合わせなんかを、1巻書いた後、オリジナルスタッフが思い出したことなんかを補足しつつ書いていくのだけど、そのターゲットになっていたPCエンジンCDROMももはや30年以上前のハードで、知らない人も多いだろうから、まず制作されたプラットフォームのPCエンジンについて説明しておきたい。 PCエンジンは1987年秋にNECホームエレクトロニクスから発売されたゲームマシンだ。 ポストファミコンを狙って作られたゲームマシンで、 ハドソンが開発したLSIを中心にした、当時としては高速、かつファミコンと比較して、圧倒的に強力なグラフィック・オーディオ性能を持っていて『R-TYPE』の移植などで名を馳せることになった。 そのPCエンジンにCDROMを

  • シナリオ本+FF13本+前の電子書籍版通販中(7/15終了) - Colorful Pieces of Game

    Re:ゼロから始める ゲームシナリオ ライトニング伝説 さよならハドソン ドラクエとFFと ToHeart 誰得ゲームライフ ときめきメモリアル の時代 イースI・II製作メモ ■頒布ページ■

    シナリオ本+FF13本+前の電子書籍版通販中(7/15終了) - Colorful Pieces of Game
  • PCエンジン版R-TYPEのコト::Colorful Pieces of Game

    iphone版のR-TYPEをプレイして血管がキレそうになったとき思い出したPCエンジン版の話。忘れないうちにツイートしたのに付け加えてブログ化。 PCエンジン版のR-TYPE1/2は、当時のハドソンのエースプログラマの1人、和泉さんが率いていたチームが移植している。このチームはアーティストを一部入れ替えただけで、次にネクタリスを作った。 サブプログラマが2人いたんだけど、そのうちの1人は、ネクタリスの後で企画寄りに異動して、イース1・2の手伝いをして、さらにぎゃんぶらぁ自己中心派の管理をすることになり、その後もディレクターって名前で結構ハドソンのゲームに出ていたんだけど、今はナニをしているか知らない。けっこー仲良かったんだよね。 で、僕は、和泉さんチームが実質お休みでネクタリスの企画のためにいろんなSLGを研究していたとき、ちょうどハドソンに行って仕事を始め、フツーの人よりはボードゲーム

    tarchan
    tarchan 2011/09/05
    完全移植すぎるw>和泉さんは本当はハングアップおよびゲームが進行しなくなるバグまで移植したかったらしいのだけど、それだとユーザーが許さないだろうから諦めたといっていた。
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