放映終了直後の2006年7月、私たち3人は、日本武道館で開催される『AnimeloSummerLive』(アニサマ)への出演が決まりました。アニサマは、前年の2005年から始まったアニメソングのライブイベントです。そこで「ハレ晴レユカイ」を披露するのです。 放映終了直後の2006年7月、日本武道館で開催された『Animelo Summer Live』にて(後藤さん提供) ステージ上の「歓声が降ってくる」感覚 私たちは日本武道館の奈落からポップアップ(舞台の下から飛び上がる装置)でステージに登場しました。武道館は収容人数も多く、また客席の傾斜が大きいので、ステージ上では「歓声が聞こえる」というより「歓声が降ってくる」感覚でした。自分の人生で想像もしていなかったことが次々と起こります。夢見ていた場所よりも、はるかに遠い、そしてジャンルの違うところに来ていると感じました。 しかし、このステージす
元BiSHのアユニ・Dが、PEDROとしては2年ぶりとなるオリジナルアルバム『赴くままに、胃の向くままに』を11月29日にリリースした。アルバムリリースサプライズ発表した11月27日の日本武道館公演とあわせて、そこから見えてくるものについて。 PEDROの始まりは、アユニがBiSHのマネージャーである渡辺淳之介氏から「ベースやってみない?」と言われたのがきっかけだ。つまり、アユニ・Dからの意思ではない。その時のことをファーストフルアルバムのインタビューでこんなふうに話していた。 「渡辺さんの〈やってみない?〉は〈やれ〉ってことなんで、『はい』って言ったけど……〈なんでやらなきゃいけないんだろう〉って。当時は自分がピックアップされるのがすごくイヤで」 誰かが用意してくれたレールの上を、自分を奮い立たせながらなんとか走り出したPEDRO。そこから様々な経験を積み重ねて、約5年の月日が経った現在
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く