仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)のキャラクターだった「むすび丸」が、根強い人気を保っている。各種イベントに引っ張りだこで、関連グッズが売れ続けている。東京などからファンレターも届き、知名度は全国に広がる勢い。「ゆるキャラ(ゆるいキャラクター)」ブームに乗って、宮城の観光キャラとして定着してきた。 むすび丸は大型連休中も、宮城の売り込みに活躍した。東京・池袋の県アンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」は3―5日、「むすび丸、池袋に参上」と銘打った撮影会を行った。 9日に仙台市青葉区のせんだいメディアテークで開かれる「漫画・アニメフェスティバル」にも駆け付ける。「出陣」の依頼はひっきりなしで、スケジュールは5月下旬まで埋まっている。 宮城県庁1階の県民ロビーには、むすび丸の甲冑(かっちゅう)姿の着ぐるみが展示されている。県によると、むすび丸と記念撮影をする親子連れらが、多い