学習用コンピュータソフトウェアを販売し、科学技術計算等新技術開発を行っている日本ソフトウエアアプローチが、「円弧動エンジン」なるものの理論設計を公表した。現在、同エンジンの試作機製作や実用化に向けて提携先企業を探しているとのこと(ASCII.jp)。 円弧動エンジンは、ドーナツ状シリンダー内部で2つのピストンが円周方向に往復運動する構造。燃焼室は各ピストンの両側に存在し、シャフトの対称方向にもう1組のピストンが設けられる。ピストンの動きはクランク・歯車機構により出力軸及び吸排気ポペットバルブを駆動カム軸と連動する。詳細は同社Webサイトを参照されたい。 ピストンの円弧状の動きを回転運動に変換しているため、同社では従来型レシプロエンジンと(ヴァンケル)ロータリーエンジンの中間にあたる構造と呼んでいる。高効率・小型・軽量を謳い、同社では自動車に用いられる2000ccクラスのレシプロエンジン(約