ふんどし姿の裸男が厄落としのために激しくぶつかり合うことで有名な愛知県稲沢市の「国府宮はだか祭」。この約1300年前を起源とする日本屈指の奇祭は、これまで「女人禁制」だった。しかし、来年からは女性の参加が可能になるという。いったいナゼ? 〈画像〉刺青の入った男たちも祭りでエキサイト そもそも女性参加を禁じていたわけではなかった毎年、2月下旬~3月に開催される国府宮はだか祭。 この日がくると42歳と25歳のふんどし姿の厄男たちが愛知県中から尾張大国霊神社(国府宮)へと集まる。 そして、厄除け祈願である儺追(なおい)神事を終えると、参道の一角に全身無垢姿の神男が警護の者に守られて裸男の群れの中に登場し、祭りは最高潮を迎える。 志願者の中からくじ引きで選ばれた神男に触れることで厄落としができるとあって、集まった“裸男”たちは神男に触ろうと激しい押し合いへし合いに。 この「もみ合い」は負傷者が出る