ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (33)

  • 素人が増えただけで仕事を失うプロなんて、淘汰されるしかあるまい - シロクマの屑籠

    ネットによって文章を書くようになった人たちは消費者でもなくクリエイターでもなかった - Togetterまとめ 上記のまとめを読んでいると、なんとなく、「うんうん、その通りだね。プロの社会的価値を下落させる何者かを、“あるべき顧客の姿”に戻さないといけないね」と頷きたくなる。しかし少し真面目に考えてみれば、他業種・他分野では到底通用しない考え方だと気づかざるを得ない。 他業種・他分野では、“プロの社会的価値を下落させ、顧客を喪失させる何か”の実例はいくらでもある。 例えばマイカーの普及は、馬車の御者や人力車といったプロの仕事を奪い、後にはローカル鉄道や路線バスの採算性をも破綻させた。人々が欲しかったのは、馬車でも人力車でもなく「素早く目的地に到達すること」だった。だから「素早く目的地に到達すること」がマイカーで達成されるようになれば、馬車や人力車やローカル鉄道にお金を払いたいとは誰も思わな

    素人が増えただけで仕事を失うプロなんて、淘汰されるしかあるまい - シロクマの屑籠
    taro-r
    taro-r 2012/09/11
    参入コストが下がっていく過程で,質の悪いプロが大量に出てきて,その後に,素人でもそれをやるようになると,その質の悪いプロがあぶれるって事だと思う。その前にいるプロも,先行性だけで喰ってると辛い。
  • 普通の人が尊敬できないように育てられた人達

    「普通の人が尊敬できないように育てられた人達」。 特別な職業やメディアに登場するスターのようなキャラクターしか尊敬の対象にできないような・普通の職業の人やクラスメートには軽蔑に近い印象をデフォルトで抱いているような、そういう境地の人達が、まだまだ世の中には存在する。 【メディアスターや凄い人しか尊敬できないような育て方をすると…】 「三つ子の魂百まで」と日の諺にあるけれども、これは「誰をどう尊敬するか」の分野でもかなり当てはまる。小さい頃、どんな相手をどんな具合に尊敬するように育てられたのかは、性分としてこびりつきやすく、後々まで尾を引きやすい。 例えば、小さい頃から花形職業・メディアスター・伝記になるような偉人ばかり尊敬するように教え込まれ、近所の人や普通の職業の人なら見下しても構わないという家族の目線のなかで育ってしまった人は、その価値観を内面化させてしまいやすい。「尊敬対象かくある

    普通の人が尊敬できないように育てられた人達
    taro-r
    taro-r 2012/06/12
    昼間のパパはちょっと凄いんだけど。
  • あなた、食べログの星の数で味を確かめてるんですか?――メシを食わずにテキストを食っている人達 - シロクマの屑籠

    べログという病。|from_NY 山直人のブログ 上記リンク先の「べログという病。」という記事が興味深かった。その主旨は、 べ物を巡る情報や評価がネットに溢れるようになった結果、自分のべているものについての他人の評価が目に入りやすくなった。その結果、自分がちゃんとおいしいものをべているのか心配になったり、余所の人のほうが自分より良いものをべているんじゃないかと嫉妬を抱きやすくなったりするようになった。 といった内容だと私は把握した。 なるほど、この感性は確かにビョーキだ。「べログという病。」というタイトルをつけるのもわかる。コミュニケーションツールが領域にまで拡張すれば、こういう感性が現れてきてもおかしくない。そしてべログのようなネットコミュニティができれば、“グルメ通”を気取りながら「こんな店をおいしいって言っているやつはアホ」的な鼻息の荒いことを書く人も当然現れる。

    あなた、食べログの星の数で味を確かめてるんですか?――メシを食わずにテキストを食っている人達 - シロクマの屑籠
    taro-r
    taro-r 2012/05/21
    残念ながら人は笑う時でも周りを見て笑う。情動が感情に置き換わる時には,周りとの整合性から意味を決定するのは,多分本能的なものだと思う。
  • 自称「僕は理性的に考えるのが得意」について - シ口久マの屑籠

    インターネット上でも、日常生活でも、時々、「僕は理性的に考えるのが得意」って言っている人に出くわすことがあります。しかも口ではそう言っているのに、実際には僅かな批判や注意でテンションが物凄く下がったり、ちょっと注目されただけで舞い上がっちゃったりしてしまうような、そういう人。 この手の自称「僕は理性的に考えるのが得意」な人は、第三者から見れば全く理性的な人には見えません。むしろ感情や気分が優勢な人、という風にうつる筈です。当に理性的に考えるのが得意な人なら、ちょっとした批判や注意はもちろん、賞賛や注目にも舞い上がることなく、いつも淡々とロジックに従って行動するものでしょう*1。 では、理性のあんまり強そうに無い、というより感情や気分が優勢な人が「僕は理性的に考えるのが得意」を自称するメカニズムはどういうものなんでしょうか? 理由は、まさにその、優勢すぎる感情や気分のためではないかと私は思

    自称「僕は理性的に考えるのが得意」について - シ口久マの屑籠
    taro-r
    taro-r 2012/04/26
    自分はどっちか解らない。まぁ自分で「得意」とか言わないけど。むしろ,自分の感情の方がよく解らないって言うのがあるが。なにそれ美味しいの?って具合に。
  • 受験勉強で友達と対戦ゲームをやったら超楽しかった - シロクマの屑籠

    お家で勉強できる子 - 旧・teruyastarはかく語りき リンク先は、要約すれば「勉強をゲームだと思って攻略しろ」というものだった。こうしたライフハックで勉強をゲーミフィケーションして、それで学業が促進されるなら、それに越したことは無い。 ただ自分の高校時代を思い出すと、受験勉強そのものをゲームと思いこんで攻略するのは難しかったと思う。 私は受験勉強が大嫌いだった。そしてゲームが大好きだった。私だって、「勉強をゲームだと思って攻略しよう」とは考えたものである。しかし実際には、受験勉強はゲームに比べて明らかに面白くなかった。『ドラゴンクエスト3』のような物語性もなければ『ザナック』のような爽快感も無く、テーブルトークRPGのような自由度も無い。ぶっちゃけ、娯楽としてはクソゲーでしかない。確かに“攻略テクニック”に関してはゲームに相通ずる部分があるにしても、ホンモノのゲームを知る者からすれ

    受験勉強で友達と対戦ゲームをやったら超楽しかった - シロクマの屑籠
    taro-r
    taro-r 2012/03/27
    自分の場合,得意な科目だけに注力したけど,結果的にそれで勉強の達成感を得て,他のもそこそこできるようになった気がする。
  • 四畳半の正義 - シロクマの屑籠

    NHK_PRにつぶやくなと言った人がアンフォローを勧められキレる - Togetterまとめ 世の中には、さまざまな常識・さまざまな価値観を持った人がいる――リンク先は、そんな事を思い出させる事例だった。 インターネット上、特にtwitterのような場所では、一般大多数の常識から懸け離れた振る舞いは炎上案件としてクローズアップされやすい。件の場合もそうだが、togetterのコメント欄には「痛すぎる」「これはひどい」「かわいそうです」といった非難が並び、やがて投稿者はアカウントを削除するか非公開にする。こうした現象を揶揄して、最近はtwitterのことを“バカ発見機”と呼ぶ人もいる。 一方、サービス業の窓口業務などをやったことのある人なら、「うわっなんだこの人は?!」と驚いたことも多いだろう。とんでもない常識を振りかざして無茶無体な要求をする人、エキセントリックな習慣が世の一般習慣だと思

    四畳半の正義 - シロクマの屑籠
    taro-r
    taro-r 2012/03/21
    過渡期なんだろうか?。こういう炎上騒ぎを日常的に見て育った世代が大人になったときどうなるのかが気になる。実際いまの若い人は「目立つ」ことを嫌う人が多いようだが。
  • 監視カメラは21世紀の“神様”になれるか - シロクマの屑籠

    規律や道徳が内面化されている人は、状況や他人の目線だけに依存せず、他人の目線が届かない時にも、盗みや怠惰に陥らず行動できる。万が一、盗みをせざるを得ない時にも、それが罪*1であるという葛藤のもとで盗むだろう。誰もいないところでも、怠惰や堕落に陥りにくい。 対照的に、自分の内側に規律や道徳がまったく内在化していない、状況や他人の目線だけに左右される人は、全てが状況任せ・他人任せになる。そのような人は、もちろんポリシーなど持っていないし、ただ、状況に流されるだけだ。周りがルールを守っている時には同じように行動するかもしれないが、他人の目線の届かない時にはルールもクソも無い。信号だって無視するし、他人の目の届かない(例えばプライベートな)空間では、やりたい放題やるだろう。怠惰や堕落を許す状況に対しても、なんらかの衝動に対しても、これといった免疫も無い。自分の内側に自分を制御する要素が無いのだから

    監視カメラは21世紀の“神様”になれるか - シロクマの屑籠
    taro-r
    taro-r 2011/12/03
    むしろ監視カメラの映像を誰でも見れるようにすることで,誰でも相互監視ってことで,都会を巨大な田舎にすることが可能なんじゃないか?
  • 勉強できる人しか便利に暮らせない社会 - シロクマの屑籠

    いまの日人は、とても便利な世の中を生きている。 コンビニもインターネットもあるし、自分の人生もだいたい自由に選択できる。医療も治安もハイレベル。昔の人が見たら、さぞ羨ましがるだろう。 そのかわり、賢くないと――あるいは勉強しないと――何もできない時代になってしまった。 事務職に就きたいと思ったら、ワードエクセルは当たり前。子育てしようと思った未来のおかあさんも、子育てを一から勉強して、何が安全で何が危険か、自己判断しなければならない。行政サービスを利用する際も、あの煩雑な手続きを理解して申し込むのは一苦労だ。便利さにアクセスするためのハードルは、見えにくいところでとても高くなっていて、その恩恵に与れるのは、自分で調べて勉強できる人・賢い人だけだったりする。賢くない人・勉強もしない人ほど、自由選択の範囲は狭くなり、日常生活のリスクも回避しづらくなる*1。だから冒頭の文章は、正確には「いまの

    勉強できる人しか便利に暮らせない社会 - シロクマの屑籠
    taro-r
    taro-r 2011/11/01
    こういうリテラシー圧力が,ネットで得た怪しい情報を信じて,いつのまにかカモになってる…っていう構図もあるような気がする。
  • “崇拝欲”とどう折り合いをつけていくか――ホメオパシー問題に関連して - シロクマの屑籠

    http://ameblo.jp/moonsun3/entry-10601311478.html 最近、ネット上でホメオパシーや似非科学への批判を時々見かける。科学的に無根拠な“セラピー”にのめり込んでいるうちに、治療や予防の機会が失われたり、無駄なリスクを被ったりするのは悲惨の一言に尽きる。そういった事態を招くインチキ治療者は、手厳しく弾劾されて然るべきだろう。 さて、インチキ治療者どもをやっつける作業は、他の人に任せるとして。 私は、わかりやすい偶像を拝まずにいられないという人間の心性が大好きである。ほとんど愛していると言ってもいい。合理主義や科学的思考がこれだけ支持されているにもかかわらず、「メカニズムや統計的妥当性を度外視したまま、偶像を崇拝する」人間が後を絶たないばかりか、21世紀の科学や医学の足を引っ張っているという現象!!その是非はともかく、Scientificな検討対象とし

    “崇拝欲”とどう折り合いをつけていくか――ホメオパシー問題に関連して - シロクマの屑籠
    taro-r
    taro-r 2010/08/12
    人間の学習欲求と繋がる部分があるんじゃないかな?「わかった」と思うこと「わからないことをほっておけない」こと「物事をシンボリックに認識する」こと等,本能なので仕方ない。うまく付き合うべき。
  • 「人の目をみて話すのは失礼」について - シロクマの屑籠

    「人の目をみて話すのは失礼」という言葉がある。だが、失礼な目線、不適切な目線が失礼なのであって、目をみて話すことそのものが失礼だとは、あまり思えない。例えば憧れのまなざしや同意のまなざしに、失礼な印象を受ける人は滅多にいない。 ところが、人の目に極端に敏感な人が相手の場合は、そうとは限らない、のであった。あらゆる目線に極端な恥じらいを感じる自意識・人に見られてやましい自意識・下から目線の自意識、といった個別の問題が、その人に絶え間ない不満と抑圧気分を生み出している、という事例が少数ながら存在する。このような傾向のある人を見つけたら、目線を幾らか外したほうがお互いにやりやすいかもしれない。…と言いたいところだが、目線を合わせないなら合わせないで、そのことに対して不満と抑圧気分を感じ取ってしまう人もいて、どちらに転んでも不満と抑圧気分が不可避の場合もある。 「人の目を見やがって、失礼なやつだな

    「人の目をみて話すのは失礼」について - シロクマの屑籠
    taro-r
    taro-r 2008/06/27
    ケチをつける人は何をしてもケチをつける。自分の親を観てそう思った。ある意味ツンデレ。
  • ライフハック記事を消費して不安を解消する人達 - シロクマの屑籠

    http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%A4%A1%BC%A5%C4%A1%CA%BE%D0%A1%CB はてなブックマーク - ライフハック(笑) - うさだBlog 時節に適っているような気がするので、ライフハックだの、○○を××するための十の方法だのといった記事を消費する人達の内実について、この機会に書き留めておこうと思う。インターネットでも、種々の月刊誌でも(ライフスタイルを提案する月刊誌!)、tips・十の方法・必勝法、などといった決まり文句と箇条書きはいつも大人気のようだし、それらが廃れずはびこっている所をみる限り、一定以上の需要は世の中にあるとみて良いだろう。女性向けか男性向けか、年配世代か若者向けか、hobby関連か日常生活関連かを問わずに、ライフハックだのtipsだのといった記

    ライフハック記事を消費して不安を解消する人達 - シロクマの屑籠
    taro-r
    taro-r 2007/11/10
    「自分探し」が廃れたので,流行ってる言葉…。
  • 政治プレイヤーとしての、GIGAZINEの卓越したセンス - シロクマの屑籠

    「初音ミク」の画像検索結果消滅について各検索エンジンに電話してみた - GIGAZINE GIGAZINEが電話取材を行ったこと、その結果をいち早くネット上に公開したことに、まず驚きとgood jobという賛辞を送りたい。小さなブログや一介の2ちゃんねらーが電話取材してもあしらわれるだけかもしれないが、ある程度以上のメディア・パワーを持った所であれば相手にして貰えるだろうし、寄せられた各社からの回答も、会社の回答として一定の信憑性を持ったものとして取り扱えるからだ。 今回の記事では、GIGAZINEのしたたかさというか、ネット世界でサバイブする為の智慧というかを垣間見た感じがして、私個人はそちらのほうが強く印象に残った。ただ電話取材するだけのフットワークがあるだけでは、GIGAZINEほどの大所帯を継続的に持ち続けることは困難に違いない。なるほど、こりゃあGIGAZINEは大きくなるわけだ

    政治プレイヤーとしての、GIGAZINEの卓越したセンス - シロクマの屑籠
    taro-r
    taro-r 2007/10/24
    なんかGIGAZINEがネットユーザのための大手メディアになりそうな予感…。
  • 脳内フォルダが四つしか無い女の子 - シロクマの屑籠

    男性との距離感が掴めないとお悩みのMさんは、24歳のリスみたいな女性。彼女は大変かわいらしく、魅力的な女性にも関わらず、男性との付き合いはいつになっても不得手なままで、長く男性と付き合えた経験が無い。もちろん、彼女は“とっかえひっかえ”というわけではなく、むしろ近年稀なほどの清純系といえる。彼女がとんでもない山奥育ちだという事を差し引いても、男性と長く安定した交際を築けないのは不思議なことだと私は思っていた。職場では闊達なコミュニケーションが出来ているし。 先日、その原因の一端を遂に私は知るに至った。それは、彼女の“脳内フォルダ”の少なさである。*1 恋愛経験の乏しい男性オタクが女性を意識する際、「家族」「彼女」「他人」という少ないカテゴリーにしか分類することが出来ないことがしばしばある。「他人」からいきなり「彼女」に格上げした振る舞いをとってしまい、状況にそぐわない行動をとって恋愛の芽を

    脳内フォルダが四つしか無い女の子 - シロクマの屑籠
    taro-r
    taro-r 2006/06/13
    先日の某漫画で「白黒させないのが大人のやり方」という名セリフを聞いたが,男女の関係に明確な線とか引けるんだろうか?