12月21日、日銀が発表した7─9月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は9月末時点で1859兆円となり、前年に比べて2.2%増加した。写真は日本円紙幣。2013年2月に撮影(2018年 ロイター/Shohei Miyano) [東京 21日 ロイター] - 日銀が21日に発表した2018年7─9月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は9月末時点で前年比2.2%増の1859兆円となり、過去最高を更新した。当該期間における株価の上昇や、現預金の増加が資産の拡大に寄与した。 家計の金融資産が過去最高を更新するのは3四半期ぶり。保有の過半を占める現金・預金が968兆円と同1.9%増加したほか、7-9月期の株高を受けて家計が保有する株式の時価評価額が上昇したことが主因。