国連総会、ロシアに非難集中 ウクライナ情勢、安保理会合も 2022年02月24日12時32分 23日、国連総会で演説するロシアのネベンジャ国連大使(AFP時事) 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は23日、混迷を深めるウクライナ情勢をめぐり本会議を開いた。多くの加盟国が、ロシアによるウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立承認を「主権と領土保全の侵害だ」などと非難した。 ウクライナ侵攻は「パンドラの箱」 ウクライナからはクレバ外相が出席し「われわれは今、ロシアを止めるための助けを必要としている」と強調。全加盟国に東部ドネツク、ルガンスク両州の一部を支配する二つの「共和国」の承認につながる行動を控えるよう要請し、「迅速で具体的、そして断固とした行動」を呼び掛けた。 トーマスグリーンフィールド米国連大使は、ロシアによる侵攻で「500万人の難民が新たに発生する」と警告。日本の石兼公博国連